日曜健康便 229=健康効果期待/病気の原因にも 適量知り楽しむ飲酒(県健康福祉部健康増進課・山本由美子)

2018年12月23日

 今年も残りわずか。年末年始は家族や友人、職場の同僚などとお酒を楽しむ機会が多くなりますね。お酒には緊張をほぐしてコミュニケーションを円滑にしたり、ストレスを緩和する働きや血行を良くするなどの健康効果が期待できます。

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 その一方で過度な飲酒により、体調トラブルを招き、深刻な病気につながります。アルコールの代謝には、肝臓が大きな役割を果たしていますが、肝臓の処理能力を超えた量のアルコールを取ると、分解しきれなかったアセトアルデヒドという物質が、頭痛や吐き気などを引き起こし、二日酔いの原因になります。

 また、肝臓での中性脂肪の合成が高まり、脂肪肝にもつながり、さらに脂肪肝が進行すると肝硬変などの病気のリスクが高まります。

 厚生労働省は、国民健康づくり運動「健康日本21(第2次)」の中で、1日当たりの適度な飲酒量を純アルコール約20グラム程度と定めています。日本酒では1合(180ミリリットル)、ビールでは中瓶1本(500ミリリットル)、ワインではグラス約2杯(200ミリリットル)が目安です。

 また、体重70キロの人の場合、適量の分解にかかる時間は、約3時間。飲み過ぎると、さらに分解に時間がかかり、肝臓に負担がかかります。ご自身の飲酒の適量を考え、「休肝日」をつくるなど、健康的な飲み方を心掛けましょう。なお、「分解=酔いがさめる」ではありません。車の運転はしないように!

【県健康福祉部健康増進課・山本由美子 電055(973)7002】

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