第25回伊豆地区将棋大会伊豆名人戦決勝(中)

2018年12月10日

【図版】途中図(■5五銀まで)【図版】指了図(□4一玉まで)
【図版】途中図(■5五銀まで)【図版】指了図(□4一玉まで)

 ■肥田忠徳(伊東市) □小笠原斐(熱海市) 自戦記/小笠原斐

 名人戦のトーナメント表を見ていただいた方はお分かりだと思いますが、私の名前はありませんでした。この時期は関東の大学で重要な学生大会があり、日程が重なると思い名人戦にエントリーしていなかったのですが、学生大会の日程が10月にずれたため急きょ参加させていただく運びとなりました。

     ◇……………………◇

 最初4一角は先手が無理しているだろうと思っていましたが、考えれば考えるほど自信がなくなってきました。角には角を、ということで5四角と受ける手もありましたが角は温存し、形よく6二金~8一飛と受けて角を取りにいきました。先手はその間に飛車を5筋に活用し、高美濃の桂を交換してきました。4六桂に4二桂は受け一方ですが仕方ないところです。

 しかし先手にも誤算があり、普通なら57手目5五銀に代えて、7五歩と後手の桂の弱点である7四の地点を攻めたいところなのですが、それには9二角が「遠見の角に好手あり」という格言があるくらい有名な手があり、7四の地点を受けつつ遠く5六の飛や4七金をにらんでいます。角を温存した効果が早速表れ、少しほっとしていました。

 その後は先手の手に乗じて64手目の4五銀など、上から手厚く指していきました。その瞬間先手は一気に駒の交換をしましたが、後手は駒得しつつ74手目4四桂と金取りと美濃囲いの弱点へと反撃を開始しました。少し形勢が好転したかなと思っていました。

 以降は攻め合いになり、どちらが早く相手玉に迫れるかの勝負になりました。後手は金を取らずに王手をかけ、飛車角を次々に打っていきました。指了図では先手は金取りを守るしかないですが、その受け方が勝敗を分けました。

      □6二金

■5六歩  □同歩

■5八飛  □8一飛

■3二角成 □同玉

■5六飛  □5三歩打

■4五桂  □同桂

■同歩   □7八角打

■5八金  □6九角成

■4六桂打 □4二桂打

■5五銀(途中図)

      □同銀

■同飛   □2二角打

■4四歩  □同角

■5六飛  □4五銀打

■5九金打 □同馬

■同金   □5六銀

■同金   □7七角成

■6六角打 □同馬

■同歩   □4四桂打

■5五角打 □3六桂

■3七玉  □2八角打

■4七玉  □3九飛打

■3三銀打 □4一玉

       (指了図)

 【図版】途中図(■5五銀まで)

 【図版】指了図(□4一玉まで)

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