第3回韮山反射炉世界文化遺産登録記念将棋大会・A級決勝戦(中)

2018年10月28日

第3回韮山反射炉世界文化遺産登録記念将棋大会・A級決勝戦(中)第3図(■6六歩まで)第4図(□8九飛まで)
第3回韮山反射炉世界文化遺産登録記念将棋大会・A級決勝戦(中)第3図(■6六歩まで)第4図(□8九飛まで)

 ■脇本秀信・元伊豆名人(伊豆の国) □森利男元・伊豆名人(下田) 観戦記/小池定榮(日本将棋連盟伊豆中央支部会長)

 大会前に勝又蓮介君と駄盤を指した。彼は幼稚園年長組の頃、守木将棋教室へ蓮介君は兄諒介君と一緒に来て将棋を習い始め、その気迫と決断力は幼児には見られないほどで、センスもあった。この子は伸びると思い、厳しく指導するも、その後、上達が早く下田で開催された子ども名人戦で、中学生や、小学生と対局し、堂々の3位に入賞した。両親や祖父、祖母も応援に来て、大変喜んだ。

     ◇……………………◇

 支部の例会だけでは物足りず、三島将棋協会へも通った。この日どの程度強くなったかを確かめたかったので対局してみた。序盤、私は角を取られ難しい対局となり、負けを意識した。蓮介君は圧倒的優位にかかわらず、一、良く考えて指さない、二、早指しであることが大きな要因で逆転した。将棋は相手の指し方をよく見て最善手を考えるゲーム。もう少し、ゆっくりと考え指すように注意した。今大会は残念ながら入賞できなかったが、まだピッカピカの1年生。私も期待するものは大きい。

 さて本題に入り、両対局者は中盤の駆け引きが忙しい。

 どうも7、8筋での戦いが始まりそうであるお互い9筋の歩を突き合い■3八銀と美濃囲いを完成。□も3五歩から3三桂。2一玉とし変化し好手を指す。3二金で玉を固めた以降、いよいよ駒が激突し、■9七角から8四飛とし、駒が激突して行く。さらに■は8六歩として飛車交換。担う8六歩は好手である□同歩に対し■同飛、この一連の指手が■ヨシ、と読んだのだろう□同飛。同角に対し□8九飛で、■の返し技が指される。

 読者の皆さん、この局面での■の次の一手? ぜひ検討してみてください。

 その正解の手は一見、■が良さそうな一手ではあるが、実は後半戦角、銀の交換手順が良かったのかどうか? 非常に難解と思った。

■9六歩  □9四歩

■3八銀  □4五歩

■7七桂  □4四角

■5八金左 □3三桂

■6八銀  □2一玉

■6六歩(第3図)

      □3二金

■6七銀  □8四歩

■5六銀  □8五歩

■9七角  □8四飛

■7四歩  □同歩

■8六歩  □同歩

■同飛   □同飛

■同角   □8九飛

       (第4図)

 【図版】第3図(■6六歩まで)

 【図版】第4図(□8九飛まで)

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