第48回按針祭囲碁大会 Aクラス決勝(上)

2018年09月30日

第1譜(1~48)
第1譜(1~48)

 ■黒・高橋正顕六段(東京都) 白・新城良則六段(伊東市) 自戦記/高橋正顕

 8月19日、伊東市役所で「第48回按針祭囲碁大会」が開催されました。

 私事になりますが、按針祭囲碁大会は、初めて大会で優勝というものを経験した思い入れのある大会です。八幡野小学校5年生の時ですから、30年余り前になります。その時は4級で一番下のクラスに参加し、周囲は大人ばかりでしたが、いろいろな方にかわいがっていただいた記憶があります。今回一番上のクラスで初めて優勝することができ、大変うれしく思うとともに、育てていただいた方々に対して多少は恩返しできたのだろうか、と考えたりもします。

 ご紹介する決勝戦の自戦記は優勝者が書くのが通例とのこと。碁、文ともに拙いものになりますが、しばしお付き合いください。

     ◇……………………◇

 対戦相手は伊東の新城さんで初手合いと思います。

 序盤の白は実利作戦でこられました。白22は黒地を作らせない手、白26は白地を確定させる手で、白に大分実利で先行されました。こうなると黒は右辺の白石を攻めたくなります。実戦は黒27、29と気分よく打っていたのですが、黒33を考えているうちに14の四のハザマが気になってしまい、いつの間にか消極的な気持ちになっていたようです。黒33、35と上辺を補強しましたが、8の三の打ち込みも残って大きな黒地とは言えず、黒35では14の十一と白を追い出して攻めるべきでした。また、黒37も守備的な手で、13の十一と攻撃を続けるべきでした。

 中央の白はかなり強くなってしまい、白40で12の八とくつろがれていたら白優勢と思いますが、実戦は黒41からの反発によって先手で下辺を止めることができ、やや形勢を盛り返しました。

 しかし、右辺の黒地は不完全で、白15の十六の差し込みから白6の一子を助ける手が残っており、依然として黒は形勢に自信が持てません。そのため、これから始まる左辺での戦いでは思い切った作成で主導権を取りに行くことにしました。

 【図版】第1譜(1~48)

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