敷地内に「木製カフェ」 伊東市吉田「幸建」

2018年09月12日

ウッドデッキからカフェを設ける事務所2階を指さす斎藤社長。この間は木の橋を架ける計画=伊東市吉田
ウッドデッキからカフェを設ける事務所2階を指さす斎藤社長。この間は木の橋を架ける計画=伊東市吉田

 ■家具見学の“呼び水”に  無垢材にこだわり

 伊東市吉田の国道135号沿い、梅ノ木平交差点近くにある建築・家具製造、販売「幸建」(斎藤知明社長)は、県の小規模企業経営力向上事業費補助金を活用し、敷地内に木製の「ものづくりカフェ」を計画している。無垢(むく)材にこだわった家具を見てもらう“呼び水”的な役割が主目的で、ウッドデッキと事務所2階に設けるカフェを木の橋で結ぶ計画。2020年度中の完成を目指すという。

 斎藤社長(37)によると、創業30年の同社は10年前に現在地に移り、家具の製造、販売にも乗り出した。社員4人と専属大工7人で切り盛りし、売り上げは建築7、家具3の割合。職人が集まらない現状に加え、家具の需要が多いことから軸足を家具に移し、来年度は建築と家具の割合を逆転させたい考えだ。

 顧客は別荘や首都圏の人が多く、ほとんどが飛び込みで来る。「テーブルなど、うちの家具の半分はハンドメード。技術は必要だが、人がまねできない商品」と自社の強みを語る斎藤社長。「カフェを始めれば会社のホームページを見て検索をしてもらえる。木の橋もドライバーの目を引くと思う」とも語る。いずれも無垢材を使った多様な家具を見てもらうための“重要な武器”と考えている。

 【写説】ウッドデッキからカフェを設ける事務所2階を指さす斎藤社長。この間は木の橋を架ける計画=伊東市吉田

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