第42回伊豆地区囲碁大会 本因坊戦・決勝(中)

2018年08月26日

第42回伊豆地区囲碁大会 本因坊戦・決勝(中)
第42回伊豆地区囲碁大会 本因坊戦・決勝(中)

 ■黒・北村創七段(熱海市・互先・黒コミ6目半出し) 白・西島信也七段(伊豆市) 観戦記/米山則夫

 ここで対局者を紹介します。とは言っても皆さん、この両者はよくご存じだと思います。

 黒の北村さんはこの大会、過去6回の優勝、対する西島さんは過去4回の優勝と、伊豆地域では無類の力を持った2人です。さらに西島さんは昨年に続き、連覇がかかっています。

     ◇……………………◇

 伊豆本因坊戦は持ち時間各45分で行いますが、私の場合、盤上に集中すると、つい時計のボタンを押し忘れてしまいます。西島さんの対局をよく見ることがありますが、私と同じように結構押し忘れが多いですね。相手の考慮中に「はっと」気づき、慌てて時計を押すことをよく見ます。終局間際になると時間に追われ、周りで見ている方がドキドキしてしまう。そんな姿をよく見ます。

 今の局面はまだ中盤で残り時間に余裕がありますが、今回も終盤に見かける時計の残り時間との勝負にもなるんでしょうか。そんなことを考えながら私は棋譜を取っていました。

 盤上は、前譜までで中央のせめぎ合いが落ち着くかと思って見ていたら、そこは力戦家の北村さん。黒79と中央の石が動きだし、激しい戦いは終わりません。

 途中、黒石の連絡が怪しいと思いながら棋譜を取っていた私でしたが、そんな直後に白は86のツケコシを打って、黒石の切断を決行しました。ここは難しい場面であり、双方ともに時間をかけてしっかりと読みを入れます。

 決勝戦となりますと、当然ながらここまで3局を打ち、全勝してきています。各地の代表者との戦いで相当思考能力に疲労を感じていることでしょうけど、さすがにこの伊豆地区を代表する打ち手の2人は、しっかり考えて打ち進めています。

 結局中央での攻防は、約10目の黒石が取られた形となりましたが、黒も101までで外勢を張りました。

続く黒103も地としては大きいところですが、白は104と動きだして黒石を切断に行きました。中央から左辺にかけての黒石は単独で活きなくてはなりません、ちょっと辛いか…。結局黒123まで活きましたが、その周囲に白地がつきました。その後黒の北村さんは盤上最大の左上3三へ入りました。

 ここで白の西島さん、黒127の後、手が止まりました。

 【図版】第2譜(79~127)

各地の最新の写真
伊東
くつろぐ姿、愛らしく カピバラ露天風呂スタート―伊豆シャボテン
下田
潮カツオ作り体験 伊豆自然学校、台湾の挑戦者も―西伊豆
中伊豆
伊豆中央高、40周年祝う 「さらなる発展へ伝統継承」
熱海
輪になり踊り楽しむ 福祉まつり―熱海

最新写真特集

伊豆のひろば投稿
伊豆パワースポットめぐり
伊豆新聞&イズハピが贈る伊豆の観光情報紙「伊豆時間」 花半島伊豆 ちょっと早めの春をさがしに・・・(PDF)