「装飾技能士1級」3人 熱海の生花店「キタザワ」

2018年06月13日

アレンジメントの準備に当たる渡辺さん夫妻ら=熱海市桜町の「花と緑のキタザワ」
アレンジメントの準備に当たる渡辺さん夫妻ら=熱海市桜町の「花と緑のキタザワ」

 ■高い技術で事業展開

 熱海市桜町の生花店「花と緑のキタザワ」は、役員・スタッフ9人のうち3人がフラワーデザインに関する国家資格「フラワー装飾技能士1級」の取得者で、高い技術を強みに事業を展開する。今年は創業50年の節目で、2代目社長の渡辺達也さん(48)は「お客さまにより満足してもらえるように技術を磨いていきたい」と力を込める。

 ■創業50年 アレンジ、装飾好評

 1級検定には学科と、規定の時間・サイズで卓上装飾花やブーケなどを製作する実技の試験があり、渡辺さんは「実務経験を持っていても練習しなければなかなか実技はクリアできない。1級取得者が3人もいる店は県内でも珍しいのではないか」と話す。渡辺さんと妻浩子さん(48)、浩子さんの母北沢孝子さん(76)が持つ。

 花材は毎日未明に創業者で浩子さんの父北沢忠昭さん(77)が神奈川県厚木市まで出掛けて仕入れる。鮮度の良い花を使い、資格に裏打ちされた技術を生かして作るアレンジや装飾は好評で、今では伊豆山から網代まで多くの旅館・ホテルの館内装飾を手掛ける。

 季節の花でリゾート感を演出し、宿泊客のおもてなしの一端を担う一方で、葬儀の装飾の仕事も多く受ける。渡辺さんは「フットワークよく、顧客のニーズに応えていきたい」と話す。

 【写説】アレンジメントの準備に当たる渡辺さん夫妻ら=熱海市桜町の「花と緑のキタザワ」

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