トップに聞く=小林テレビ設備 渡辺良平社長(75) 下田市三丁目

2018年06月13日

「ピンチをチャンスに」と語る渡辺社長
「ピンチをチャンスに」と語る渡辺社長

 ■まちづくりの番組重視

 人口減に伴いCATV(ケーブルテレビ)の運営が厳しさを増す中、昨年3月に格安スマートフォンの取り扱いを始めた。今年4月には会員制有料ネット配信事業に乗り出すなど、ピンチをチャンスに転換する攻めの経営戦略を展開する。

 「ITの進歩で線(有線)がいらない時代が来ている。ネット、スマホ、テレビの三つを上手に案内していくのが、これからの大きな仕事」と考えている。

 鉄鋼商社の常務取締役を退任した2007年9月、買収により経営を引き継いだ。11年のデジタル化を乗り越え、CATVのサービスエリアを拡大して取材スタッフも増やした。

 首長対談や議員座談会など、まちづくり関係の番組を重視し、自ら司会も務める。「人口減に危機感を抱いている。人がいなくては会社も地域も成り立たない。首長や議員の考えを知り、みんなで力を合わせていくことが大事」。そんな地域貢献への思いが経営の原動力になっている。

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 ◇下田市一丁目2の23〈電0558(22)5232〉。1972年創業。スタッフはパートを含め12人。有線テレビ放送、ネット送信、スマホ販売。

 【写説】「ピンチをチャンスに」と語る渡辺社長

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