身近な法律講座 75=【事業承継3】優れた経営者、事業承継に備え(伊奈綜合法律事務所・伊奈誠司弁護士)

2018年06月03日

優れた経営者は、次代への事業引き継ぎを、健康なときから考え実行している。
優れた経営者は、次代への事業引き継ぎを、健康なときから考え実行している。

 事業承継の多くは、中小企業を含む株式会社が対象となりますので、今後は、断りのない限り株式会社についてのお話とします。

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 日本には歴史のある企業が数多くあります。東京商工リサーチの全国「老舗企業」調査によると、2017年に創業100年以上となる老舗企業は、全国で3万3069社あるそうです(東京商工リサーチ ウェブサイトより)。それらの企業は、100年以上にわたり、事業を承継し続けてきたわけです。

 百年企業でなくとも、優れた経営者は、事業承継のための準備をしています。先代から引き継ぎ育て、あるいは自分が興し育てた事業を自分の代だけでやめてしまうつもりはなく、承継に伴う負担を最小限にしつつ、次代に事業を引き継ぐことを、健康なときから考え実行しているのです。

 事業承継をしない場合、会社は廃業することになります。株式会社であれば、清算手続をとる必要があります。資産の処分と債務の弁済、残余財産の株主への分配が、清算の主な内容となります。

 もっとも、実際には清算をせず、休眠状態で放置されたままの会社も多数あります。

(小田原市・伊奈綜合法律事務所、伊豆の国市出身)

 【写説】優れた経営者は、次代への事業引き継ぎを、健康なときから考え実行している。

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