第4回 八代杯伊豆地区最強戦将棋大会・C級決勝戦(下)

2018年05月20日

第4回 八代杯伊豆地区最強戦将棋大会・C級決勝戦(下)
第4回 八代杯伊豆地区最強戦将棋大会・C級決勝戦(下)

 ■山本楓真(ふうま)小2(静岡市清水区) □大出大地(だいち)中3(熱海市) 観戦記/小池定栄(日本将棋連盟伊豆地区支部連合会会長)

 われわれが開催する各種将棋大会は日頃研さんした棋力を試す機会であり、同じ趣味を持つ仲間同士の交流の場でもある。しかし開催するに当たり大会企画・予算案の作成など準備と当日の運営にはエネルギーが必要で、今大会も各支部長や女性スタッフに応援してもらってスムーズに進行でき、大変良かったと思います。大会はボランティアであり、利益を目的とした催しではないものの、赤字にならないよう工夫する必要があり、大変苦労している。経費は棋士派遣費、会場費、賞品、賞状、優勝杯、トロフィー、副賞、昼食弁当、飲食費などがかかり、伊豆地区の各支部主催大会は、ほとんどが赤字である。県内でもスポンサーの付く大会は減少傾向にあり、先行きを心配する向きもある。プロ棋士派遣が高額で少人数の大会では呼べないことになるからである。

     ◇……………………◇

 幸い今大会はワイ・シー・シーの協賛と八代弥六段が地元であるため、旅費程度の派遣費で来てくれたことでトントンになり安心した。

 盤上は中盤に入り□は7七銀と銀桂の交換から一歩得し、4五歩から3二金と指す。■も6六飛から□の7二金を見て■2六飛と戻し□4四角と飛を狙う。■の飛の動きがいまひとつであり、手損を感じる以下■の4四角とし、角交換をした後、6五角打の局面(図5)。手順を選択この角打ちが一見□の飛と3二の金両取り好手にも見られるが悪手かもしれない。ここでは7七歩と打ち玉を守る手順を選択していれば、□も難解の局面となる□に7六桂■9八玉に対し□の5八飛成の決断の一手が好手であり、以下7九角とされ必死。以下□の8八桂成で■投了。五十五手の短手数の対局であった。

 大出君は優勝トロフィー、賞状、豪華賞品を手に八代六段と記念撮影。その顔は喜びにあふれていた。終わりに八代六段のますますのご活躍と本大会が末永く存続することを願ってやまない。

■6六飛  □7二金

■2六飛  □4四角

■2八飛  □5六歩

■4四角  □同銀

■5六歩  □同飛

■6五角(第5図)

      □7六桂

■9八玉  □5八飛成

■同金   □7九角

■5七飛  □5三歩

■7七銀打 □9七金

■8九玉  □8八桂成

       (投了図)

 【図版】第5図(■6五角まで)

 【図版】投了図(□8八桂成まで)

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