古ビル再生、にぎわい拠点に 建築設計室代表・遠藤さん、事業主ら仕事場共有―伊東

2018年05月09日

自宅に改装中の5階フロアでリノベーションへの思いを語る遠藤さん=伊東市松川町
自宅に改装中の5階フロアでリノベーションへの思いを語る遠藤さん=伊東市松川町

 ■2~5階の空き家改装 「人々、集まる場に」

 東京都内に事務所を構える遠藤さんは、親類がマンションを所有していた関係でたびたび同市を訪れていた。環境が気に入りいつかはここで暮らしたいと漠然と考えていたところ、一昨年暮れにビルが売りに出ていることを知り、購入を決めた。

 ビルは鉄筋コンクリート造り地下1階地上5階建てで延べ床面積約650平方メートル。1階にはテナントが入っているが、2~5階は空き家だった。遠藤さんはまず、5階フロアを日曜大工で自宅に改装することから始めた。並行して、業者に依頼して電気やガス、水道設備の修繕も進めた。

 すでに住民票も移して伊東市民となった遠藤さんは「2階にはガラス工芸家の入居が決まった。空いている3、4階をコワーキング・スペースや民泊施設などに改装して、人々が集まる場所にしたい」と夢を語る。

 問い合わせはメールで。アドレスはendo@enadstudio.com

 えん建築設計室代表の遠藤慎也さん(37)は、伊東市を流れる伊東大川(松川)にかかるいでゆ橋のたもとに建つ築50年の古いビルを購入し、リノベーション(再生)に取り組んでいる。個人事業主らが仕事場を共有する「コワーキング・スペース」を設けるなどして地域のにぎわいづくりの拠点にしたいと構想を膨らませている。

 【写説】自宅に改装中の5階フロアでリノベーションへの思いを語る遠藤さん=伊東市松川町

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