八代杯伊豆地区最強戦将棋大会A級決勝戦(下)

2018年04月09日

八代杯伊豆地区最強戦将棋大会A級決勝戦(下)
八代杯伊豆地区最強戦将棋大会A級決勝戦(下)

 ■大槻亮太(三島市・高2) □北大生(はるき)(富士市・中1) 観戦記/小池定栄(日本将棋連米伊豆市区支部連合会会長)

 今大会で私が考案した「次の一手名人戦ゲーム」が、観戦父母やスタッフら全員参加して行われました。優勝者には優勝杯、(株)ワイシーシーより豪華な賞品、賞状が贈られた。用意した問題を大きく掲示、三つのヒントから選び解答、正解者は次の問題へと進むことができ、優勝者は「次の一手名人」となる。解答は八代弥六段が詳しく手順を説明。100人近く参加しベスト6人は少年少女が3人、一般男子2人と後期高齢者(女性1人)。次の一手名人には富士市から両親と参加した小宮山陽菜ちゃん(小3)が輝いた。

     ◇……………………◇

 さて、対局は■6五歩と角筋を通し銀を受け□2二銀と完璧な穴熊完成、■も4八金左とし双方玉の囲いは完成する。いよいよ双方の駒のぶつかり合いが開始され、激しい局面が続く。□の8六歩に対し■同歩に対し□8五歩と継続手が好手で、対し■の6四歩は疑問手である。

 途中図第5図の局面で■9八角とし勝負手を打つ、これに□の対応は幾通りかの手順が考えられたのですが、決断良く同龍とし角と龍の交換。そのことは■の持ち駒を見て角歩2枚では攻めが遅い。

 □は5八の歩と6八のと金の働きは大きい。持ち駒も金銀桂それと角寄席が早いと判断したのだろう、素晴らしい対局感であり以降の手順は□の一方的攻め、■はしのぎきれなかった。

 □の2九銀成を見て■投了となる。■の敗着の要因は中盤の8七歩成から飛を入れ龍をつくらせた局面が要因とも考えられた。

 北大生君は優勝杯を手に、笑顔で記念写真に写っていた。スタッフの皆さん、1日ご苦労さまでした。

■6五歩  □2二銀

■4八金左 □3一銀右

■7五歩  □9四歩

■9六歩  □8六歩

■同歩   □8五歩

■6四歩  □8六歩

■5八飛  □8七歩成

■5九角  □6四歩

■5四銀  □同金

■同飛   □7八と

■4四金  □同角

■同飛   □8九飛成

■4九金引 □5八歩

■4八角  □6八と

■9八角(第5図)

      □同龍

■同香   □5九歩成

■同金   □同と

■同角   □6六角

■6四飛  □3九角成

■同銀   □4九金

■4八角打 □3九金

■同角   □3八金

■1七角  □1六桂

■3九金  □4九銀

■6八飛  □3九金

■同角   □3八銀打

■4八角左 □2九銀成

       (投了図)

 【図版】第5図(■9八金まで)

 【図版】投了図(□2九銀成まで)

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