子どもジャーナル・一押しの一冊=「おしゃべりなたまごやき」(寺村輝夫作、長新太画、福音館書店)

2018年03月21日

「おしゃべりなたまごやき」を手にする鈴木さん
「おしゃべりなたまごやき」を手にする鈴木さん

 私のお薦めは「おしゃべりなたまごやき」(寺村輝夫作、長新太画、福音館書店)です。主人公の王様は家来が何を言っても「あ、うん」しか言いません。読んでいると子どもたちも一緒になって「あ、うん」と口ずさんでしまう人気の絵本です。

 王様はニワトリが狭くてかわいそうと、小屋の鍵を開け、ニワトリに追い掛けられてしまいます。子どもたちはどうなってしまうの?とくぎ付けです。ピストルの音にびっくりしてニワトリは卵を産めなくなり、王様はこっそり見つけた卵で目玉焼きを作ってもらうのですが、その目玉焼きがなんとおしゃべりするのです。

 王様の行動を見ていたのはニワトリなのに、産んだ卵で作った目玉焼がしゃべるのが面白いところです。

 大仁東幼稚園教諭 鈴木ひかり

 【写説】「おしゃべりなたまごやき」を手にする鈴木さん

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