熱海梅まつり将棋大会・第1譜C級

2018年02月12日

熱海梅まつり将棋大会・第1譜C級
熱海梅まつり将棋大会・第1譜C級

 先手・山村功(熱海) 後手・勝間田重治(伊東) 観戦記/石田豪成

 ■戦友

 平成30年1月14日、大寒波の朝を迎えたが快晴だった。熱海市いきいきプラザ7階の会場は今年の勝負運を占うべく、熱い棋客があふれている。伊東の勝間田重治さんと熱海の山村功さんのお二人は、近隣の大会や伊東・熱海の親善試合で度々戦っていて、互いを知り尽くした戦友でもある。

     ◇……………………◇

 1図は後手の勝間田さんが、戦機熟すと見て□1五歩と戦端を開いたのに対し、先手山村さんが■同歩と応じ、後手□同香と走ったところである。局面の緊張はにわかに高まってきた。山村さんはやや前傾姿勢、勝間田さんは胸を反らせ気味である。姿勢は局面を物語るというが、果たして本局はいかが? 手筋全書には、このような局面では■2四歩と突き捨てよ、とある。しかし、先手は■1五同香と指す。□同角は必然だ。■3八銀も必然だが、ここにきて後手攻勢、先手守勢がはっきりしてきた。以下山村さんは執念の粘りで第2図の局面まで持ち込むことができた。第1図の凝り形を、よくここまで解きほぐしたものよと感心させられる。その第2図は勝間田さんが□1三桂と指したところである。その心は□2五角成にある。しかしここは先手の勝機だった。■1三同桂成□同香■2二歩成□1四角成■同飛□同香■3二ととなれば形勢逆転だ。だが、山村さんの指運は■1五歩だった。勝間田さんは喜悦して□2五角成!!だ。先手陣営は飛車を持たれるとひとたまりもない。山村さんの戦意はここでなえていた。以下の指し手は武士の作法に従ったまでだった。この1敗に目を覚ましたのか、4勝1敗の好成績だった。

 ■将棋フィーバー

 将棋フィーバーと言い、将棋ブームとも言う。前者は熱狂すること、後者は盛んになることと広辞苑にある。できれば持続性ブームであってほしい。熱海にもうれしい現象が起きている。セリザワ書店では、将棋世界2月号が年末には完売していた。珍しいことだ。日将連熱海支部の1月例会では、5面の将棋盤を7面に増やした。病院の待合室で、NHK将棋講座を読みふける初老の淑女を見たこともあった。

 【図版】1図(先手1五香まで)

 【図版】2図(先手1三桂まで)

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