衆院選 対決の構図・5区=離党・新党の影響焦点

2017年10月17日

公示前の公開討論会で健闘を誓い合う3氏=裾野市民文化センター
公示前の公開討論会で健闘を誓い合う3氏=裾野市民文化センター

 ■細野氏後援者「説明不足を懸念」

 ■自民党関係者「大きなチャンス」

 ■共産党関係者「支持拡大に全力」

 衆院選静岡5区は、希望の党前職の細野豪志氏(46)と自民党元職の吉川赳氏(35)、共産党新人の井口昌彦氏(63)が激しく争う。細野氏と吉川氏は3度目の顔合わせで、共産党が絡む構図は過去2回とほぼ同じ(前々回は無所属新人含め4人)。しかし、今回は細野氏の民進党離党、新党立ち上げという大きな変化があり、投票にどのような影響を与えるかが最大の焦点になっている。

   ◇ ◇ ◇

 三島市を中心にした若手の支援組織「伊豆未会」の川名正洋会長(51)は「今までで一番厳しい」と気を引き締める。離党から新党立ち上げまでに時間がなかった上、急な選挙による準備不足も否めない。「本人が説明する時間が十分ではなかった。後援会の人間が、代わりに細野さんの思いを伝えなければならない」「離党の影響だけではなく、『小池百合子代表が嫌い』という人もいるだろう。しかし“細野党”として応援してくれる人も多い」と語る。

 細野氏が選挙区入りしたのは、公示日の第一声と14日のみ。川名会長は「本人が安心して全国へ応援に行けるよう、しっかり運動する」と力を込める。

 「長岡豪志会」で中心的立場の小沢五月江・伊豆の国市議(61)は「離党により離れた支援者もいる。正直、私も一時期迷った。9月に本人が伊豆の国市に来て、直接説明した。聞いた人は分かってくれた」と説明不足の影響を心配する。さらに「投票率も問題。低いと自民党に有利になる」と語る。

 矢岸克行・自民党三島支部長(70)は「細野氏は初当選したころに比べ、今の政治信条に疑問を感じる。当初は有権者の期待が大きかった。方向性の変化を有権者がどのように判断するか」、大沢秀光・同党伊豆長岡支部長(65)は「知事選出馬のうわさがあったころから、おかしくなったのではないか。連合が自主投票になった影響も大きい」と変化を口にする。

 細野氏と吉川氏の得票差は、前々回が7万2087票、前回が5万8438票。両支部長は「今回は大きなチャンス」と口をそろえ、吉川氏の若さ、国とのパイプ役を務めた実績などをアピールしながら勝利を目指す。

 過去2回、5区で2人と戦った共産党の大庭桃子・函南町議(61)は「細野さんは安保法容認など、これまでとは逆の考えの希望の党になった。希望は自民党と政策が同じ。市民運動に対する大きな裏切り」とばっさり。「『頑張って』と声を掛けられることが増えた」と手応えを感じ、井口氏と党の支持拡大に全力を挙げる。

 【写説】公示前の公開討論会で健闘を誓い合う3氏=裾野市民文化センター

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