寄稿=毎月10日は糖尿病予防デー 日本人の失明原因の2位

2017年10月10日

 10月10日は糖尿病予防デーの中でも特別な日です。「1010」の1を横に倒して0の上に乗せると眉と目の形になることから、目の愛護デーでもあります。

 皆さんは、日本人の失明の原因をご存じですか? 糖尿病の3大合併症の一つである糖尿病網膜症により失明する人は年間3千人といわれ、失明原因の第2位となっています。糖尿病網膜症とは、目の一番奥の網膜(カメラのフィルムに当たる部分)の毛細血管が血糖が高い状態が続くことによって損傷を受けてもろくなり、出血が起こって視力が低下する病気です。初期の小さな出血の段階では、ほとんど自覚症状はありません。進行すると、視野に黒い影やごみのようなものが見える飛蚊症や急激な視力低下が起こることもありますが、自覚症状がないまま、網膜剥離や緑内障などを併発し、失明に至ることがあります。

 糖尿病網膜症で失明しないためには、どうしたらいいのでしょうか? まずは血糖コントロールを続けます。これは薬だけに頼るのではなく、食生活からも高血糖を予防することが重要です。糖尿病網膜症の治療は元に戻すのではなく、進行を止めようとするものです。症状がなくても定期的に眼底検診を受けましょう。検査の目安は網膜症状が全くないうちは1年に1、2回、症状が現れ始めたら1年に2~4回と言われていますが、主治医と相談して決めて下さい。検査の結果は記録を取っておくなどして、必ず把握しておきましょう。もちろん、血糖値も同じです。

 眼底検査は最初の1回は受けても、2回目以降は行っていないという人が少なくありません。しかし、糖尿病の合併症は目から始まると言われています。あなたは糖尿病(または高血糖)と言われて何年目ですか? 面倒がらずに検査を受けましょう。

 市健康推進課は糖尿病予防教室(10月12日、11月16日、予約制)を開催しています。申し込みは市健康推進課〈電0557(32)1630〉の担当まで。

(保健師・福王正恵)

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