按針祭協賛将棋大会 C級第1局(下)

2017年09月24日

按針祭協賛将棋大会 C級第1局(下)
按針祭協賛将棋大会 C級第1局(下)

 ■佐賀景太(伊東市) □前島優(伊東市) 観戦記/福島康夫

 佐賀君の次の一手は■4七歩。外野席から「アー」という声がもれてきそう。自陣は怖いが詰みはない。ここは■4四角が唯一の勝負手。狙いは■7一角打□9二玉■7一飛成で必死。その狙いを防ぐため□5一金打(□5一香は■7七角と龍を取られて万事休す)■同飛成□同金引■7七角と龍を取る。ここでの攻防は明らかに先手に利がある。とはいえ、この変化は中盤に戻ってしまったようで双方勝ち切るのは容易ではなさそう。実戦は■4七歩に□1七歩■1九銀□4八金で万事休す。

     ◇……………………◇

 いつの頃だったろうか、「受ける青春」という言葉がはやったことがあった。佐賀君は「受けすぎた青春」になってしまった。誠に残念。受け将棋といえば大山名人を思い出す。大山名人は「忍」という字を好んで書いている。忍とは刃[やいば]の下に心と書く。寄らば切るぞ。隙があれば切りつけるぞ、ということらしい。なんともすごい受けではないか。

 勝った前島さんはこのところ調子が良いようだ。この将棋を見ると指しまわしが積極的で若々しい。佐賀君が「受ける青春」なら、前島さんは「攻める“高貴”高齢者」か。今日もまた、攻め勝って気持ちがいい前島さんは、機嫌よく奥さまの待つ家路につく。鼻歌の一つも出ようというもの。

 今日もまた 勝ったカッタと ゲタの音

■4七歩  □1七歩

■1九銀  □4八金

■3八角  □1八香

■1七桂  □1九香成

■2六歩  □1七桂成

■同玉   □3八金

■2五歩  □2八角

■2七玉  □3七角成

■1七玉  □2六金

 まで、88手にて前島さんの勝ち。

 【図版】指始図(□2五桂から)

 【図版】投了図(□2六金まで)

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