伊豆釣行=好期到来、秋ハゼ釣り ハゼスプで10~15センチ40匹―南伊豆町・青野川

2017年09月06日

富士川のアユ17~23センチ33匹とサオ
富士川のアユ17~23センチ33匹とサオ
サビキ釣りは家族連れ、初心者にも手軽に楽しめる=下田市の下田港犬走堤防
サビキ釣りは家族連れ、初心者にも手軽に楽しめる=下田市の下田港犬走堤防
まずまずの型のハゼとハゼスプを手にする奥津さん=南伊豆町の青野川
まずまずの型のハゼとハゼスプを手にする奥津さん=南伊豆町の青野川

 南伊豆町を流れる青野川のハゼ釣りが好期を迎えた。中流域から釣れ出しており、今後良型が期待できる。

 下田市の釣具メーカー「ゼスタ」のスタッフ奥津佳苗さん(30)=下田市=は3日、仲間3人とハゼ釣りを楽しんだ。釣りを始めて5年で堤防、船釣りもこなす。

 入釣ポイントは日野橋下流約150メートルの左岸。さおが同社のブラックスターTZチューンド5・9フィート(約1・75メートル)、リールはシマノ・ステラC2000HG、道糸はPE0・5号、リーダーはフロロ1・75号。仕掛けはスプーンリグで同社のハゼスプ10グラムオレンジゼブラグローをリーダーに結び、ハリス0・8号、針流線キス6号を結んだ。餌はアオイソメを使った。

 釣り方は20~25メートル投げ、仕掛けが底に着いたらゆっくり巻いてくる。アタリはモゾモゾと前アタリが出た後にゴツンと来て乗ってくる。ハゼの反応が悪い時は仕掛けを止めたりして変化を付けた。

 約3時間で10~15センチが全員で40匹ほどの釣果だった。奥津さんは「今年初めてのハゼ釣りで、型も良く楽しめた」と話した。

 ■下田港の犬走堤防 手軽なサビキお勧め―釣り場案内

 下田市の下田港犬走堤防は、伊豆でも人気の釣り場で四季を通じて多彩な魚が狙える。

 家族連れや初心者にお勧めなのがイワシ、子アジなどのサビキ釣り。市販のセット仕掛けで手軽に楽しめる。堤防付け根から約50メートルの外側が人気がある。さおは3メートル前後でリール、延べざおどちらでもいい。サビキは4~6本針が扱いやすく、針は4~6号、オモリは4~6号を使う。

 堤防中間はカゴ釣りで、マダイ、メジナ、クロダイや夏から秋はワカシ~イナダ、ソウダガツオ、カンパチなどが狙える。遠投が有利だが回遊魚は手前にも回ってくる。マダイなどは底近い深めのタナを狙う。

 内側は投げ釣りでシロギス。20~30メートルのチョイ投げでよく、15センチ前後が中心に釣れてくる。堤防足元ではカサゴなどの根魚も出る。胴付き、ブラクリ仕掛けで探る。餌はサバ、サンマなどの切り身が食いがいい。

 魚の食いは早朝から午前中、夕方がよく、時合いを逃さないようにしたい。

 ■23日、フカセ釣り講習会 熱海港海釣り施設

 熱海市和田浜南町の熱海港海釣り施設では23日午前7時から、「浮きフカセ釣り入門講習会」を開く。釣具メーカーの専門講師が指導する。参加資格は小学5年以上(16歳未満は保護者同伴)。参加費2500円(施設使用料金含む)。さお、リール、仕掛け、餌などは施設で用意する。午前7時に管理棟集合、受け付け。講習後に質疑応答コーナーも実施する。悪天候で中止の場合は、前日午後3時以降にホームページで発表する。問い合わせは同施設〈電0557(85)8600〉へ。

 ■菊間将人の釣りコラム54=強い瀬で20センチオーバー 追い星鮮やかなアユ33匹―富士川

 海釣りの酷暑に耐えられず、やっとアユ釣りに切り替える気持ちになった。今年はシーズンごとに旬の魚(メジナ、ワラサ、ヒラスズキ、アオリイカなど)をきっちりと釣り分け、良い釣りができている。

 そこでアユ釣りもスタートを決めたいのだが、どこに行こうか迷っていた。そんなとき、釣り仲間の太田智昭君から「富士川県境で良型が釣れていますよ!」と連絡をもらい、7月中旬の連休明けにそこへ向かった。

 今シーズンのアユ釣りは、どの河川も魚はいるが、雨不足のため活性が上がらず釣果が伸びていない。しかし富士川は日本三大急流の一つに数えられるほど「流れが太い(強い)」ため、渇水の時こそが流芯を狙えるチャンスとなる。

 この日は県境下流の「佐野オトリ長貫(ながぬき)店」で、入漁証(1500円)とオトリを買い、店主お薦めの「稲子川出合いのポイント」に入川した。川に着くと予想以上の渇水で、さらに川岸近くのアカ(アユのエサになるケイ藻類)は腐り、アオノロ(カワシオグサ)が多く、「これで本当に釣れるのか?」と不安になった。

 しかし川に入り観察すると、所々に黒々と光る底石が見えた。アユは“かくれんぼ”が苦手な魚である。なぜなら自らのテリトリーのアカを食(は)んで、底石をきれいに清掃してしまうため、その存在を隠すことは難しく、ここに多くのアユがいることが感じられた。

 午前8時すぎに合流点上の浅い瀬肩から釣り始めると、すぐに17センチほどの青白く細いアユが3匹連続で掛かった。これは連休中にたくさんの釣り人に攻められ“場荒れ”していることを物語っていた。

 そこで少し下流のやや強い瀬へ移動した。そして仕掛けに0・8号のオモリを付け、オトリを白泡の中で泳がせると、目印がいきなり吹き飛んだ。サオに乗る重量感から良型と分かり、少し下って慎重に引き抜くと、22センチの追い星の金色が鮮やかなアユだった。

 その後も水深があり流れの強い所では20センチオーバーの良型が掛かり、浅い流れの中ではオトリサイズが追ってきた。結局、この日は17~23センチが33匹釣れ、川の状態を考慮すると満足できる釣果だった。

 今後、雨が降り川がリセットされれば、例年になくアユの魚影は濃いため、とても楽しい釣りができるだろうと感じた。

 最後に私事で恐縮だが、7月下旬より「イシグロ釣具伊東店」に勤務しております。釣りファンの皆さまを少しでもサポートさせていただければ…とご来店をお待ちしております。

 タックルはサオは銀影競技TH85、水中糸がメタコンポ30・05号、ハリがD―MAX鮎SSスピード7号(3本イカリ)。

 (伊東市、ダイワ・フィールドテスター)

 ■おことわり

 「伊豆釣行」は9月は第1・第3水曜日に掲載し、20日付をもって終了させていただきます。「菊間将人の釣りコラム」「へぼ釣り師が行く!」は別の面で継続して連載します。

 【写説】富士川のアユ17~23センチ33匹とサオ

 【写説】サビキ釣りは家族連れ、初心者にも手軽に楽しめる=下田市の下田港犬走堤防

 【写説】まずまずの型のハゼとハゼスプを手にする奥津さん=南伊豆町の青野川

 【図説】伊豆釣行場所

 【図説】伊豆釣行潮時

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