「防災の日」特集(下)

2017年09月01日

 ■身近な物活用し防災グッズ “新聞スリッパ”

 ふじのくに防災士の大村涛子さんは身近な物を使った防災グッズを数々作り、伊東市内の防災教室で教えている。中でも「新聞スリッパ」は避難所内で足を保護するグッズだ。新聞紙を数回折りたたみ、スリッパの形状にしてから、かかと部分を加工して、完成する。

 大村さんは「新聞はどこにでもある。市販されている物だけでなく身近な物を活用してほしい」と話した。

 ■折りたたみ式ヘルメット プロ仕様の強度で省スペース、違和感なく使用

 DICプラスチック(さいたま市)が開発した防災用ヘルメット「IZANO(イザノ)」は、一体型折りたたみ式ヘルメットとして初めて厚生労働省の保護帽の規格「飛来・落下物用」と「墜落時保護用」の両方を取得した。身近に置けるプロ仕様の強度を備えたヘルメットは、幅広いシーンでの活用が期待できる。

 東日本大震災の発生で人々の防災意識が向上したことから、収納スペースを取らない折りたたみ式ヘルメットのニーズも増大すると予測して、同社が開発に着手した。社内でアイデアを募集し、ジャバラ型の折りたたみ方式を採用。試行錯誤を繰り返し、完成にこぎ着けたという。

 三つのリング状の部品を押し上げることで、瞬時に組み立てられる。「従来のヘルメットの形を崩さないことにこだわった」というだけあって、違和感なく使用できる。同社担当者は「避難時だけでなく、救助・救護、復旧・復興などの活動に使用できる能力がある。手軽に持ち運ぶことができるので、災害時以外の使い勝手もいい」とアピールしている。

 【図表】新聞スリッパの作り方

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