伊豆釣行=引き味わい40センチシイラ カゴ釣りでタナ4メートル攻める―沼津市西浦木負堤防

2017年08月30日

ヤリイカは刺し身にすると透明感があってうまい
ヤリイカは刺し身にすると透明感があってうまい
シイラを手にする対造さんと荘真君=沼津市西浦の木負堤防
シイラを手にする対造さんと荘真君=沼津市西浦の木負堤防
25センチのヒラソウダガツオを手にする亮大君=松崎町の松崎新港
25センチのヒラソウダガツオを手にする亮大君=松崎町の松崎新港

 沼津市西浦の木負(きしょう)堤防は回遊魚、クロダイ、シロギス、アオリイカなど多彩な魚種が狙える人気釣り場だ。この時期は青物狙いでにぎわう。

 2年前から釣りを始めた横浜市の会社員増田対造さん(37)、荘真君(7)親子は26日、カゴ釣りで初めて40センチのシイラを釣った。

 釣り座は約300メートルある堤防の中間付近。さおはカゴ釣り用の5・3メートル4号、リールは両軸でアンバサダー6500、道糸はナイロン6号。仕掛けはカゴ、羽根浮き共に12号、ハリスは3号2メートル、ハリは赤丸セイゴ12号を使った。餌は食わせがオキアミ、コマセはアミとオキアミを混ぜたもの。

 約30メートル投げ、タナ4メートルを攻めた。シイラが掛かったのは午前10時半ごろ。対造さんは「目の前で魚が跳ねたと思ったら勝手に掛かってくれた」と苦笑いした。

 荘真君も横に走る引きを楽しみ、対造さんがタモ網で取り込んだ。荘真君は「たくさん引きが味わえてうれしかった」と話した。

 ■サビキで25センチソウダ 消し込みアタリで3匹―松崎町・松崎新港

 松崎町の松崎新港でソウダガツオが釣れている。型は小ぶりだが回遊に当たれば数が狙える。

 三島市から家族で釣りに来た白坂亮大君(14)は27日、カゴサビキ釣りでヒラソウダガツオを釣り上げた。同港は2回目で、沼津の静浦、小海港などに釣行している。

 港の入り口から左の岸壁に入った。さおはダイワのリバティクラブ2・7メートル、リールはスピニングの2500番、道糸はPE0・8号。仕掛けはサビキ用の浮き6号、カゴはロケットカゴMを使用。カゴの下に針6号のスキンサビキ4本針をセットした。重りはナス形6号。コマセはアミを使った。

 釣り方は約15メートル投げてタナ1メートルを狙った。仕掛けがタナに届いたらさおをしゃくりコマセをまき、同時にサビキを手前に引き誘いを掛ける。午前9時に消し込むようなアタリがあった。強い引きを楽しみ、上がってきたのは25センチ級のヒラソウダだった。この後、2匹を追加した。亮大君は「強い引きが楽しめた。夜のおかずができた」と笑って話した。

 ■ホームページでアユ釣果速報 伊豆市・旭水園

 伊豆市雲金の釣り宿・旭水園では、ホームページでアユの釣果速報を掲載している。数、大きさ、水位、川の様子などを写真付で見ることができる。付近の釣り場を調べることもでき、ポイント図、写真を使って説明してある。問い合わせは同宿〈電0558(87)0162〉へ。

 ■ヘボ釣り師が行く!(25)=夜のイカ釣りで“職務質問” 釣り場で名前、肩書は不用

今回は真冬にあった出来事を書こう。厳寒期にピークを迎えるヤリイカ釣りのことである。笑い飛ばして、猛暑を和らげていただければ幸いである。

 今年2月、とある波止場に夜釣りでヤリイカを狙いに行った。ヤリイカは寒さとの戦いである。その日も防寒具に身を固め、闇の中でじっと赤い電気浮きを眺めていた。

 午後10時を回ったころ、背後から赤いライトが近づいてきた。赤色灯をつけたミニパトカーだった。不審者がいないか確認して、パトカーはスーと去って行った。

 翌日の夜も同じ時間帯にパトカーがやって来た。今度はパトカーが止まって、お巡りさんが降りてきた。やましいことはしていないが、何か聞かれると面倒だなあと身構えていると、「今夜の調子はどうですか」との“職務質問”。「1パイ上がっただけですわ」と正直に報告した。

 お巡りさんはしばらく真っ暗な海面を眺めた後、「潮が動いてないですねえ」とポツリ。オー、的確な観察。「お巡りさんも釣りするのですか」と尋ねると、「よく行きます」との答え。パトカーだから構えてしまったが、同じ釣りバカ同士ではないか。

 悪のりして「寒くなってきたんで、どうですか、1時間ほど交代しませんか。私がパトカーでぐるりと回ってくる間、このさおで釣っていていいですよ」と水を向けたら、「やまやまですが、勤務中ですので」。映画「釣りバカ日誌」だと、ここで交代して騒動となるのだが、そうはならなかった。

 それから1カ月後―。仕事で遅くなり、午後11時ごろ勤務先から帰る途中、睡魔に襲われて路肩に駐車して仮眠をしていた。窓ガラスをコンコンとたたく音で起こされた。職務質問というやつである。いっぺんに目が覚めた。マニュアル通りに「どちらまで」「免許証を見せて」「どちらに勤務されているのですか」などと聞かれた。免許証を渡すと、駐在さんは氏名を丹念にメモしていた。

 停車場所からして、おそらく1カ月前に波止場で出会ったお巡りさんに違いない。しかし、波止場は真っ暗だったので顔も見えていない。先方も1カ月前に釣りの話をした相手だとは、分かっていなかっただろう。1カ月前は名前も聞かれなかった。

 考えてみると、釣り場で会話する際、名前も肩書もいらない。特に夜釣りのときは、隣の人の顔すらまともに確認できない。釣果を上げるためには仕掛け、浮き下、アタリの有無などの情報があれば足りるのであって、そこに名前や肩書が入り込む余地はない。

 釣り場で隣の人に「○○会社の○○と申します」と自己紹介する人はいない。「隣に入らせてください」と、あいさつすればいいだけである。釣り人が相手にしているのは海中の魚(イカ)であって、隣の人がどういう人であるかはまったく関係ない。名前、肩書など社会的地位から離れた世界に身を置けること、これが釣りのいいところだ。

 (西伊豆町、団体職員)

 【写説】ヤリイカは刺し身にすると透明感があってうまい

 【写説】シイラを手にする対造さんと荘真君=沼津市西浦の木負堤防

 【写説】25センチのヒラソウダガツオを手にする亮大君=松崎町の松崎新港

 【図説】伊豆釣行場所

 【図説】伊豆釣行潮時

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