第10回外岡壮亮杯・こどもの日将棋大会 小学生の部決勝局(下)

2017年08月15日

途中図(□4六桂から)投了図(■1二成桂まで)
途中図(□4六桂から)投了図(■1二成桂まで)

 ■渡辺春虎(わたなべはると・稲梓小6年) □立見龍之介(たつみりゅうのすけ・下田小4年 観戦記/高橋弘樹 (日本将棋連盟下田支部)

 渡辺春虎君は小学2年生の時に一つ下の妹とおじいちゃんに将棋を教わりました。家族で楽しむ環境にあり、2年ほど前から下田支部の例会に通い腕を磨いています。立見龍之介君もやはりおじいちゃんに保育園の時に手ほどきを受け以来将棋教室にも通い腕を上げました。いまではおじいちゃんの敵ではなくなったとか…。藤井聡太四段ではないですが、早いうちに将棋と出合い、いかに将棋の虜になるかが強くなる要素といえます。本当に好きな子どもは教えなくても専門書を読みあさり、自分より強い相手との対局を望むようになります。放っておいても強くなるものです。

     ◇……………………◇

 (途中図)は本局二度目の□4六桂。王手飛車が掛かりました。渡辺君の強烈な攻めを跳ね返し後手の攻めのターンがやってきました。先手はいかにも駒不足。そこに気づき、駒を渡さないようにゆっくりでも確実な手で迫ればよかったのですが、そこは立見君、□4五桂はさすがに気前良すぎました。■2八桂は渡辺君の実力を示した一手。次第に後手の攻め駒を圧迫していきます。113手目■2二飛はタダの王手でしたが(汗)なんと!立見君は逃げてしまい、続く■1二成桂(投了図)で長く激しい熱戦に終止符が打たれました。

 突っ込みどころ満載の将棋でしたが、お互いの負けん気が伝わってくる素晴らしい熱戦でした。伊豆地区には「将棋部」のある中学校がほとんどありませんが、渡辺くん、進学しても将棋熱を失わぬよう続けてほしいものです。

(途中図)

■4九玉  □3八桂成

■同金   □2四歩

■3六桂  □4六飛

■4七香  □3六飛

■3七角  □4五桂

■同香   □4六銀

■2八桂  □3五飛

■4六角  □4五飛

■4七金  □4四飛

■3六桂  □3四飛

■3五歩  □5四飛

■5五銀  □同飛

■同角   □4五香

■4六歩  □5四歩

■3三角成 □同桂

■4五歩  □2七角

■3八金  □5八銀

■4八玉  □5九角

■5八玉  □3八角成

■2四桂  □2三玉

■5九銀  □8八成銀

■1五香  □1四歩

■2二飛  □1三玉

■1二成桂(投了図)

 115手で先手の勝ち

 【図版】途中図(□4六桂から)

 【図版】投了図(■1二成桂まで)

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