黒船祭協賛囲碁名人戦(上)

2017年07月09日

黒船祭協賛囲碁名人戦(上)
黒船祭協賛囲碁名人戦(上)

 ■黒・鈴木俊雄(長泉町) 白・山本和一(松崎町) 自戦記/鈴木俊雄

 5月14日、下田ベイステージで「第41回黒船祭囲碁大会」が開催されました。昨年初参加で運よく優勝することができ、今回も平常心で打とうと大会に臨みました。開会式では藤井秀喜下田支部長のユーモアあふれるあいさつでリラックスでき初戦に臨むことができました。

     ◇……………………◇

 今回私が会員の日本棋院裾野支部(渡辺浩支部長)からは「静岡県すこやか長寿祭囲碁大会」と日程が重なったため五十嵐重則さん、金沢喜久雄さんと私の3人の参加となりました。

 決勝の相手は下田・賀茂地区の4強の一人山本和一さんで初手合です。

 それでは早速棋譜の解説を始めます。黒5の大ゲイマは囲碁AIが用いているシマリです。白6と右下隅にカカリ白14までは定石ですが、黒15と黒7の動き出しを見てキカしにいった時の白16がキカされでした。対局後、加畑哲男審判長が初めに指摘した問題手で「右辺を受けるとコリ形になるので白20などの大場に打つべきだ」と言いましたが私も同感です。

 黒17、19と左辺にカカリ白20と割ってきました。黒27では黒2の十七が定石ですが隅の地にカラく打ちました。黒27は関西棋院で打たれた記憶があります。

 白28は下辺に白石がないので白5の十三と押すより勝ると思います。左辺は一段落し、白は右上辺に手をつけてきましたが白34が黒35の急所が残り問題ではないかと思います。私なら白16の七と急所を与えず柔らかく打ちます。黒35と急所に打ち白を攻めることができ優勢を意識しました。白50は黒17の六の差し込みの用心です。

 白52、54と逃げた時に黒55と急所に迫りました。白も受けるとキカサレになるので白56と反発し、黒も黒57、59と追求します。白は白60と割り込みサバキにでます。黒63と時白64と打ち黒17と上辺の黒4子を分断してきました。この手で加畑さんは白11の五と黒55の1子を取り右辺の白石を安定させる手を推奨していました。その時は黒11の四と当てを打ち、黒6の六と連絡するように打つつもりでしたが連絡した全体の黒石を攻められる恐れがあり黒のサバキ具合が勝負となります。

 今回掲載分(上)を振り返ってみると、決勝戦を意識せず平常心で打てたと思います。形勢は地合で黒がリードしているので打ちやすいと思いますが、上辺中央の黒4子のサバキ具合が勝負です。

 【図版】第1譜(1~64)

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