伊豆釣行=さおが弧描き48センチ2キロ ダンゴ落とし込みクロダイ 熱海港ナナハン岸壁 

2017年07月05日

58~71センチのヒラスズキ3匹とマルスズキ(左)=伊東市の伊東港
58~71センチのヒラスズキ3匹とマルスズキ(左)=伊東市の伊東港
48センチのクロダイをゲットした横内さん=熱海市の熱海港
48センチのクロダイをゲットした横内さん=熱海市の熱海港
カサゴを手にする橋本さん=松崎町の石部港
カサゴを手にする橋本さん=松崎町の石部港

 熱海港周辺ではクロダイの食いが上向きで、40センチ前後の良型が上がっている。

 同港のナナハン岸壁で2日、東京都小平市から訪れた自営業横内克行さん(46)はダンゴの落とし込み釣りで、48センチ約2キロのクロダイを釣り上げた。クロダイ釣りがメーンで伊東、稲取港にも釣行している。

 釣り座は岸壁左寄りで、水深は7~8メートルある。最初は通常のダンゴ釣りをしていたが、アタリがないので浮きを外し、手前狙いでさお先の直下にダンゴを落とし込む釣り方に変更した。

 さおはがまかつのチヌ競技スペシャル0・8号5メートル、リールはダイワ・トライソ2500、道糸はナイロン2号、ハリスは1・5号3メートルに針はチヌ2号を使った。餌は食わせがオキアミ、ダンゴは米ぬか、砂にマルキューの細びきさなぎなどを混ぜたもの。

 ダンゴを落とし込み、底に着いたら重みでさお先が少し曲がるようにリールの糸を巻く。ダンゴが割れるとさお先が戻り、食わせ餌だけになりアタリを待つ釣り方。

 アタリが出たのは午後3時半ごろ。さお先が海面に突き刺さるように絞り込まれた。数分のやり取りの末、たも網で取り込むことができた。

 横内さんは「午前6時から始めて、もう帰ろうかと思っていたところ。最後の最後でこの良型はうれしい」と話した。

 ■キビナゴ餌でカサゴ 捨て重り仕掛けで20センチ―松崎町・石部港

 松崎町の石部港は外海からの潮通しも良くメジナ、クロダイ、アジ、アオリイカ、根魚狙いなど幅広い釣りができる。

 東京都調布市の会社員橋本雅彦さん(49)は同港をホームグラウンドにしており1日、20センチ級のカサゴを釣った。「海がきれいだし緑も豊か、夏季は6~7回釣りに来る」と話した。

 ポイントは港の右から伸びる防波堤の先端付近。タックルはさおがダイワ・グレーダー遠投SP4号5・4メートル、両軸リールはアブガルシア・アンバサダー6500、道糸はナイロン8号を使用した。

 前半ヒラメを狙っていたため、仕掛けは捨て重り式でハリス6号、重りを結ぶ捨て糸は4号、ハリはヒラメ9号、重りは小田原形の10号。餌はキビナゴを使った。

 釣り方は仕掛けを足元に落とし、重りを底に着けアタリを待つ。水深は約3メートルある。アタリが来たのは午前11時半ごろ。さお先が小刻みに上下し、さおが引き込まれたときにアワせた。ゴツゴツとした引きを楽しみ、そのまま引き抜いてキャッチした。

 釣果はカサゴのほか、投げ釣りで15センチ前後のシロギス7匹、メゴチ、アイゴなども釣った。

 ■狩野川アユ釣り支流が特別解禁 大見、持越川各上流部

 狩野川のアユ友釣り、ドブ釣りは1日、大見川梅木発電所取水口より上流、持越川大えん堤より上流が特別解禁された。本流のルアー、フライ、テンカラのアマゴ釣りは山田川合流点から下流で31日まで。問い合わせは狩野川漁協〈電0558(72)5945〉へ。

 ■菊間将人の釣りコラム50=アタリ連続しヒラスズキ カタクチイワシの泳がせ釣り―伊東港

今年は4月下旬から伊豆一帯に、カタクチイワシの大群が接岸し始めた。このコラムを書いている6月下旬でもたくさんの魚影を確認でき、その数は例年に比べ非常に多い。

 カタクチイワシの漁獲量は膨大で、水産資源として重要であり、さらに生態系においては他魚のエサとなり、食物連鎖の底辺を支える大切な役割を担っている。

 カタクチイワシは各種ビタミン群、タンパク質、カルシウム、必須脂肪酸(DHA、EPA)をバランス良く含む健康食材で、脂の乗った丸干しはとてもおいしい。当然、フィッシュイーター(魚食魚)も、栄養豊富で味が良く大量に群泳する彼らを常食している。そのため泳がせ釣りの活(いき)エサでは、最上位にランクされるほど食いがいい。

 これを好む魚はアジ、サバ、メバルなどの小型からイナダ(ワラサ)、カツオ、ヒラマサ、スズキ、マダイ、ヒラメなどの中~大型、マグロ、モロコなどの超大型までとても幅広い。

 これらの魚たちがカタクチイワシの接岸に追従し、岸近くの浅場まで回遊することがあり、このときに釣り人と数多くのドラマが繰り広げられる。時に大型魚がカタクチイワシを水面まで追い詰め、鳥山やナブラ、ライズが発生し水面直下で乱舞するときは、絶好のチャンスとなる。

 今シーズンのカタクチイワシの多さが、ワラサやヒラスズキの釣果が多い要因の一つになっていることは間違いない。

 5月下旬、伊東港に午前5時すぎに着くと、仲間3人がルアーをキャストしていたが「全くだめで魚の気配がない」と、諦めモードだった。私もルアーを10投ほどしたが良い感じはせず、泳がせ釣りをしてみようと、エサのカタクチイワシをバケ仕掛けで狙った。

 するとこの時は珍しくすぐに7匹が釣れ、泳がせ釣りにチェンジした。その2投目に小型のヒラスズキがあっけなく釣れた。しかし、それ以降アタリはなく「そんなに甘くない。そろそろ帰ろうか」と思い始めた7時前に、ようやくウキが沈んだ。

 これで再び小型のヒラスズキ、5分後に中型のヒラスズキ、さらに10分後に小型のマルスズキが立て続けに釣れた。

 この連続したアタリの前にカタクチイワシの群れが、足元をおびえた様子で泳ぎ去って行った。これが「活エサのコマセ」となり、ヒラスズキの活性が上がり、結果としてアタリにつながった。

 こうしたハプニングのような釣果に恵まれることがたまにある。だから釣りは面白い!

 タックルはサオが大島2―63T、リールはトーナメントISO3000SH―LB、ミチイトがアストロントリプルテン3号、ハリスはタフロン船ハリスEX5号、ハリはDトレブルフック3R#8。

 (伊東市、ダイワ・フィールドテスター)

 【写説】58~71センチのヒラスズキ3匹とマルスズキ(左)=伊東市の伊東港

 【写説】48センチのクロダイをゲットした横内さん=熱海市の熱海港

 【写説】カサゴを手にする橋本さん=松崎町の石部港

 【図説】伊豆釣行場所

 【図説】伊豆釣行潮時

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