伊豆路=ひとつ「やね」の下で…(下田市、遊・VIVA!ネットワーク代表・小川志津子) 

2017年07月02日

 「毎月この日を楽しみにしてるよ」と地域の居場所「やね」の常連Rさん(87歳)。子どもと親子連れのための居場所作り活動を続ける中で、1人暮らしの高齢者や年配世帯の方にもそうした“居場所”が必要だと気付きました。そこで始めたのが「やね」。赤ちゃんから高齢者まで誰でも来ていい居場所です。

 スタートは2014(平成26)年3月、「お気軽にどうぞ」とご近所に呼びかけたものの当初は閑古鳥。やはり「行ってみようと思える企画」が必要と「カラオケ」「認知症予防の頭の体操」など目玉企画を毎回決め、開催間近にはチラシを持ってご近所回り。そのかいがあってか徐々に来場者も増え、今年度からはランチタイムも設け、簡単な「やねごはん」なるものも用意しています。普段お昼は1人で食べる方もこの日はにぎやかなランチ。「思い切って食べに来たよ」と男性も来てくれるようになりました。たまには外へ出かけようとロープウエーで寝姿山に行ったり下田公園にアジサイ散歩にも。お正月のかるた会では笑い声が響き、「こうやって寄り添って居ることがいいよね」と。まさにやねの存在意義を表した感想です。

 介護保険制度の改正に伴って国は各地域にこうした居場所作りを呼びかけています。「やね」の開設は大家さんのご理解とご協力があってのたまもの。地域に新しい“居場所”を開くには課題が多いでしょうが、来年度はそんなお手伝いができたら、と考えています。

 「一日移動児童館」を今年度で終了しても、「遊・VIVA!ネットワーク」の活動は次へと続きます。この節目に伊豆路に思いをつづらせていただけたことを感謝致します。つたない文章を読んで下さった方々、応援して下さった皆さま、本当にありがとうございました。

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