伊豆路=伊豆に来たら「地魚!」 (伊東市、県定置漁業協会専務理事・西野朝善)

2017年06月18日

 定置協会では、県水産技術研究所伊豆分場と協力し、地魚の消費拡大のため、伊東市内をはじめ伊豆半島各地の旅館・ホテル・関係機関へ地魚の取り扱い増加・普及を目指し、打ち合わせや説明会を開催してきましたが、結果を得るには難しい状況が続きました。

 そこで伊豆分場とともに「地魚を地域資源として活用し、地域経済の核となるような取り組み」について、いとう漁協、伊東市役所、伊東商工会議所の関係各機関に提案したところ、賛同を得て「伊豆いとう地魚王国」を立ち上げてもらいました。私も初代の国王に就任、生産者・流通業者・消費者が一体となり、関係者自らが取り組む事業を計画・検討し、提案しました。

 3年目を迎え会員も増加、いろいろな取り組みも見られるようになりました。例えば、地魚をメーンに扱う魚屋さんや飲食店などのSNSを通じた情報発信、地元産サバすり身を使用した商品の開発・販売、エイなど今まで廃棄されていた地魚を活用した飲食店など、今までにない取り組みが見受けられるようになり、大変うれしく思っています。

 「伊豆いとう地魚王国」の名の通り、地元での活動が伊豆半島全体に広がり、伊豆に来たらまず「地魚!」となるよう、今後も地道に活動を進めていきたいと思います。

 私たち定置漁業者は自らをはじめ、流通業者・飲食店・宿泊業などの地魚を提供する方々や消費者の皆さん全員が「地魚」の価値を認めていただいて、初めて漁業の再生産が可能になり、地域経済に貢献できるものと考えています。読者の皆さんが「地魚」を食べる時、関係者のことを少しだけ考えてもらうだけで、さらにおいしく食べることができるものと信じています。

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