伊豆釣行=タナ中層狙い1・75キロ―熱海港    

2017年05月17日

今季初のアオリイカを釣り上げた服部さん=熱海市の熱海港
今季初のアオリイカを釣り上げた服部さん=熱海市の熱海港
20センチ級のカサゴを手にする川村さん=伊豆市の土肥港
20センチ級のカサゴを手にする川村さん=伊豆市の土肥港
泳がせで釣った75センチと78センチのマルスズキ=伊東市の伊東港
泳がせで釣った75センチと78センチのマルスズキ=伊東市の伊東港

 ■ヤエン釣りでアオリイカ―海老名市服部さん

 伊豆半島各地でアオリイカが上向いてきた。1キロ前後を中心に2キロオーバーも上がっている。熱海市の熱海港では12日、神奈川県海老名市の会社員服部純一さん(48)が、ヤエン釣りで1・75キロを釣った。

 釣り歴は7年で、ほかにルアーで青物も狙っている。同港のほか沼津方面にも釣行する。

 ナナハン岸壁隣接の公園前岸壁に入釣した。さおはシマノ・アオリスタBB

H500SI、リールは同アオリスタC3000、道糸はフロロ1・75号。針はカン付チヌ4号を道糸に直接結んだ。餌の活(い)きアジは15センチ前後で、ゼイゴの部分に針を刺した。

 10~15メートルのポイントにアジを投入し、イカが抱き付くのを待つ。タナは中層よりやや下を狙った。

 午前9時ごろに1度アタったがバラしてしまった。次に来たのは11時すぎ。アジが暴れさお先にアタリがあり、道糸がゆっくり出て行った。5分ほど待ち、完全に抱き付かせたところで、ヤエン(掛け針)を道糸にセットし、水中に送り込んだ。掛け損ねる場面もあったが、3回目でうまく掛け、周りの釣り人のサポートもあり無事に取り込んだ。服部さんは「今季、初の釣りで釣果に恵まれて良かった」と話した。

 ■誘い入れ20センチカサゴ 伊豆市・土肥港で穴釣り

 ライトタックルと簡単な仕掛けで、カサゴやソイなどが狙える穴釣りは、手軽に遊ぶのには最適な釣りだ。

 伊豆市の土肥港で14日、東京都墨田区の会社員川村一章さん(31)は穴釣りで、20センチ級のカサゴをゲットした。堤防ではカゴやルアー釣りをメーンに楽しんでいる。この日はイサキ、青物狙いだったが状況がいまひとつだったため、ターゲットを根魚に変更した。

 ポイントは赤灯堤防の先端付近に入った。タックルは1・65メートルのルアーざおに1000番のスピニングリール、道糸はナイロンの4号。道糸に根魚用のブラクリ仕掛け6号を直結した。餌はオキアミを使った。

 釣り方は足元の消波ブロックの間にある、魚のいそうな穴を探っていく。いったん底に落として、少し巻き上げてさお先をゆっくり上下させ、餌を底にはわせるようにして魚を誘う。10回ほど誘ってみてアタリがなければ、次の穴を探っていく。

 釣り始めてすぐに魚の反応が出た。さお先にアタリが伝わり、少し餌を食い込ませてからアワせる。1度根に潜られたが、しばらく待って穴から出てきたところで引き抜いてキャッチした。「結構引きは楽しめた。取りあえず釣果なしは避けられた」と笑った。

 ■6月10日 海上花火大会のため海釣り施設、駐車場とも休業

 熱海市和田浜南町の熱海港海釣り施設は6月10日、海上花火大会のため休園する。市浄水場管理センターに隣接する同施設の駐車場も利用できない。問い合わせは同施設〈電0557(85)8600〉へ。

 ■28日、ロッドメーキング講習―イシグロ沼津店

 釣具の量販店イシグロ沼津店内の中古釣具タックルオフは28日、「ロッドメーキング講習会」を開く。テーマは「ロッドのガイド巻き」で、ガイドの装着の方法などの基本技術を熟練スタッフが指導する。パーツの持ち込み可。午後1~5時。参加は無料。問い合わせは同店〈電055(927)1717〉へ。

 ■菊間将人の釣りコラム47=第1投で良型スズキ カマス活きエサの泳がせ釣り―伊東港

 前回のコラムで、近年は秋から春先にアブラカマス(アカカマス)が釣れることを書いた。とてもおいしい魚で、特にあぶりの刺し身、塩焼き、フライは絶品だ。

 そして、このうまさは人だけでなく魚も熟知している。それはフィッシュイーター(魚食魚)と呼ばれるワラサ(ブリ)、カンパチ、ヒラスズキ、マルスズキ、ヒラメ、マゴチ、ハタなどで魚種は多彩である。

 これらの大型魚はカマスの群れの接岸と共に、ショア(岸)から狙える至近距離に姿を現す。つまり、まずトウゴロウイワシなどのベイト(小魚)を追ってカマスが回遊し、次にそれを捕食するために大型魚が追走する、食物連鎖の構図だ。

 従ってカマスを釣るときに、専用のタックルと共に強靱(きょうじん)な泳がせ用も携帯し、数匹を釣ったらば速やかに大物狙いに切り替える。これが最近のパターンである。

 ただ2月になり海水温が15度前後に低下すると、思うようにカマスが釣れない状況が続いた。それでも伊東港で日の出前からカマスを狙い、やっと5匹を釣り、泳がせタックルにチェンジした。

 その第1投、30メートルほどキャストし緩い右潮に仕掛けを流すと、大きなウキが「スー」と沈んだ。エサをくわえた魚がワラサなら、この後リールからミチイトが勢いよくはじけ出るが、このときはゆっくりスルスルと出て行った。

 この走り方で「スズキだな」と判断できた。エサのカマスが大型のため十分にのみ込むまで2分ほど待ち、アワセを入れるとロッドに確かな重量感があった。

 しかし、その後の強い引きがない。「あれ?」と思いつつリールを巻くと、良型のマルスズキが水面でバシャバシャとエラ洗いをした。そしてすんなり足元まで寄せられ、吉沢君の差し出すタモ網に入った。

 さらにこの直後にも同サイズが針掛かりしたが、この魚もあっという間に取り込んでしまった。

 このあっけないファイトの原因は、スズキに対して明らかにタックルがオーバーパワーのためである。

 しかし通常ならば、少しはやり取りを楽しめるサイズであるはずなのに、産卵という大仕事のため全く抵抗できないほど体力を消耗し、ダメージを負っていた様子だった。なにか生き物の悲哀を感じられずにいられない釣りだった。

 タックルはロッドがAWTPM磯T1SP4―53遠投、リールはトーナメントISO5000遠投(プロト)、ミチイトはアストロン遠投スペシャル28号、ハリスディーフロン船ハリス10号、針は親バリが尾長14号、孫バリトレブル#3の孫バリ仕掛け、ウキはアローライナーEVA8号。

 (伊東市、ダイワ・フィールドテスター)

 【写説】今季初のアオリイカを釣り上げた服部さん=熱海市の熱海港

 【写説】20センチ級のカサゴを手にする川村さん=伊豆市の土肥港

 【写説】泳がせで釣った75センチと78センチのマルスズキ=伊東市の伊東港

 【図表】伊豆の場所別釣果情報

 【図表】潮時表

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