熱海梅まつり大会無差別級決勝戦(下)

2017年05月01日

熱海梅まつり大会無差別級決勝戦(下)
熱海梅まつり大会無差別級決勝戦(下)

 先番・6目半コミ出し 江面雄次七段(清水町) 渡辺茂樹七段(三島市) 解説/太田次伸(元伊豆本因坊) 

 ■江面七段4連覇

 本日の譜は黒の手番で、中央に93としたところからで、白94のハネに黒95ならば白は96であり、黒は98ではなく97に打って、上辺の強化にする。黒は98の出を許すも右上に99として右上に地がつきそうである。

 中央の白102に対して黒103は左上に応援になっている。

 先手を得た白は、右上隅の三々に112としてこの手の攻防となり、黒も117の眼形の急所に迫るも、白124として黒125に堅く打てば以下白128に打って生きである。白の手順は巧妙なものです。

 次の黒は左上隅に129にする。ここも大きなところで、130の白のノゾキに黒は困ったかにみえるも、黒は131から133の上手な手順を用意していた。黒から左辺にトビ込まれてはならずで守り手が必要です。

 そこで黒は上辺に139と打ったが微妙な手で、白は140としたが結果として、ここは一路左のコスミツケで打つべきだったのです。

 白は時間に追われたか、読み落としがあったものでしょうか。

 黒からの上辺は143から白150までは一直線であり、そこで右上を黒151に打つと隅は白152が必要で、そこで黒は上辺に153と打つ。白は154から156として黒の眼形を攻めるも、黒の157が良い手で、右側への渡りと、上辺で生きる形となってしまった。

 157のコスミを見て渡辺七段はアッと声が出たと想像されます。黒の勝勢は明らかで、譜は157手で以下を省略させていただきましたが実戦はこの後もだいぶ打たれたが、黒の中押し勝ちで終了した。

 もう一組の甲府の草場七段と熱海の野田七段戦は草場さんが勝ち、全勝するもスイス方式により準優勝で、今局敗れはしたものの渡辺七段のサバキも見事なもので、江面さんが9回出場して実に6回目の優勝となりました。9年間で34勝、2敗という素晴らしさです。

 【図版】第3譜(93~157以下略)黒中押し勝ち

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