伊豆釣行=春のマダイ上向き タナ15メートルをカゴ釣り―沼津市西浦・足保港

2017年04月26日

44センチのマダイを手にする福井さん=沼津市西浦の足保港
44センチのマダイを手にする福井さん=沼津市西浦の足保港
粘って釣り上げたメジナを持つ石井さん=伊豆市の土肥港
粘って釣り上げたメジナを持つ石井さん=伊豆市の土肥港
3月上旬に伊東港で釣った36~37センチのアブラカマスとタックル一式
3月上旬に伊東港で釣った36~37センチのアブラカマスとタックル一式
伊豆の場所別釣果情報
伊豆の場所別釣果情報
潮時表
潮時表

 ■独特の引きで44センチ

 カゴ釣りのマダイが好期を迎えた。沼津市西浦の足保港にも多くの釣り人が足を運んでいる。

 埼玉県狭山市から訪れた会社員の福井智英さん(43)は20日、44センチのマダイを釣り上げた。春はマダイを狙って同港へ、夏は青物釣りで静浦港などに通っている。

 堤防付け根から約70メートルの、右に直角に曲がった場所に入った。さおはダイコー・槍雅4号5・85メートル、リールはアブガルシア・アンバサダー6500ビースト。道糸はナイロン6号、羽根浮き15号にカゴは20号。カゴに2・5ミリ径のクッションゴムを付け、ハリスは3号を4・5メートル結んだ。針はマダイ6号。餌は食わせ、コマセ共にオキアミを使った。

 午前4時半に開始した。釣り方は50~100メートル投げ、15メートル前後のタナを狙った。仕掛けがタナに届いたらカゴのコマセを振ってアタリを待つが、午前中はアタリが出ない状況が続いた。

 アタリが出始めたのは午後になってから。初めに15センチほどのマダイが釣れたがリリースした。午後3時ごろに浮きが一気に消し込むアタリが出た。アワセを入れて、マダイ独特の首を振るような引きを楽しみ、無事に釣り上げることができた。計測すると44センチあった。福井さんは「40センチオーバーのマダイは初めて釣った。素直にうれしい」と喜んだ。

 ■消波ブロック際狙い フカセで25センチメジナ―伊豆市土肥港・赤灯堤防

 伊豆市土肥の土肥港は浮きフカセ、カゴ釣りでメジナ、クロダイ、マダイ。夏は青物などの回遊魚も狙える好釣り場だ。

 御殿場市の会社員石井公工さん(35)は赤灯堤防で22日、浮きフカセ釣りでメジナを狙った。渓流釣りをメーンにしていたが、1年ほど前から浮きフカセ釣りを始め磯やゴロタ場などでも楽しんでいる。

 午前10時ごろから開始し、ポイントは堤防先端左側に入った。風は弱くなぎでサラシは出ていない状態。タックルはさおがシマノBB―X5・3メートル1・5号、スピニングリールは同BB―X2000番に道糸1・5号を巻いた。仕掛けはハリスがナイロン1・5号を1・5メートル、円すい浮き3Bで重りはガン玉の3B、針はグレの8号を使った。

 コマセはマルキューの配合餌グレパワーV9とアミを混ぜた物。食わせはオキアミを使った。

 釣り方は消波ブロックの先に仕掛けを投入し、コマセをまきながら消波ブロックに沿って探っていく。アタリが出始めたのは午後2時すぎからだった。小さいアタリで餌が取られるようになり、浮きがスーッと沈んだ。石井さんは「アワせると根に潜ることなく素直に上がってきた」と話した。

 釣り上げたのは25センチ級のクチブトメジナ。「アタリがほとんどない状況だったが、粘ったかいがあった」と笑った。

 ■大型連休中オールナイト 下田市柿崎のF・ナカダ

 下田市柿崎の国道135号沿いにある「フィッシング・ナカダ」は大型連休中、オールナイト営業を行う。日程は28日~5月6日まで。30日と1日のみ午後8時に閉店となっている。問い合わせは同店〈電0558(22)9915〉へ。

 ■菊間将人の釣りコラム46=実効性の高い釣法紹介 ルアーで狙う伊東港のカマス

 これまで伊豆のカマス釣りといえば、「夏のミズカマス(ヤマトカマス)」を指していた。しかし6~7年前から沖を回遊するアブラカマス(アカカマス)が大群で接岸し始め、この状況が変わった。身近な堤防で手軽に釣れ、シーズンが長く、食味も良い。その結果、アブラカマスはここ数年で、秋から春のターゲットとして完全に定着した。

 釣法は両者とも同じで、具体的には魚皮やチューブバケのサビキ釣り、多彩なルアーフィッシング、キビナゴでのエサ釣りである。

 今回はその中でも特に実効性の高い釣法を紹介したい。それは釣り仲間の吉沢明男君が好釣果を挙げている、リグ(ソフトルアーの仕掛け)でのルアーフィッシングで、私もこれでたくさんのカマスを釣らせてもらった。

 タックルはメバリングなどのライトゲーム用を流用する。肝のリグだがルアーはダイワ「月下美人ダックフィンビーム1・5インチ」で、この長所はテールのフィンで発生するブルブルとした強い波動が、カマスの食いを誘発し、飽きられにくくアタリが連続する。また他のソフトルアーに比べて耐久性に優れ、カマスの鋭い歯でもちぎれない丈夫な点である。

 そしてジグヘッドはデコイ「ボトムドライブSV―53」の5グラムか7グラムを、狙う距離により使い分ける。そのアシストアイにはトレブルフック#10か#12をセットし、これがショートバイトの渋いアタリでも、フッキング率を高めてくれる。

 釣り方は「リグをキャスト後、数秒カウントダウンし、ロッドアクションを加えずスローリトリーブ」。これが基本である。狙うレンジ(タナ)は活性が高いマヅメ時やベイト(エサとなる小魚)が水面でざわつく時は浅く、活性が低い昼間はボトム(底)近くとなる。またヒットライン(アタリが出る距離)を探ることも大切で、いち早くレンジとラインを捉えることが数釣りのこつである。

 アタリはフォール中に出ることもあるが、リトリーブしていると「コツ」や「ガツガツ」と、強弱はあるものの明確に分かる。アワセはアタリの後、そのままリトリーブを続け、ロッドに魚の重さを十分に乗せてから、軽く手首を返すほどの強さで行う。取り込みは慌てずゆっくりとリールを巻き、抜き上げる。

 最後に今春ダイワからニューリール「セオリー」が発売された。このシリーズは超軽量ながら、ボディーにはしっかりとした剛性感がある。そして何よりもエアローター搭載により、羽根のような軽やかな回転および操作感で、ライトゲームにはピッタリの逸品である。コストパフォーマンスに優れており、ぜひ多くの人に使っていただきたい。

 タックルはロッドが月下美人83ML―T、リールはセオリー2506、ラインはUVF月下美人ライン月ノ響2+Si0・4号。

 (伊東市、ダイワ・フィールドテスター)

 【写説】44センチのマダイを手にする福井さん=沼津市西浦の足保港

 【写説】粘って釣り上げたメジナを持つ石井さん=伊豆市の土肥港

 【写説】3月上旬に伊東港で釣った36~37センチのアブラカマスとタックル一式

 【図表】伊豆の場所別釣果情報

 【図表】潮時表

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