伊豆路=一日大人体験できる村(下田市、遊・VIVA!ネットワーク代表・小川志津子)

2017年04月10日

 毎年11月のある一日、下田小の体育館は子どもの村「遊・VIVA!村」になります。役場、銀行などが並び、「VIVA!札」という村の通貨が流通。子どもたちは商店街にお店を出したり、ハローワークで仕事を見つけて働いたりして、自分で稼いだお金で買い物や遊びを楽しみます。「『キッザニア』みたい」とよく言われますが、職業体験というよりは、大人体験ができる手作りの大型「ごっこ遊び」です。

 長い行列ができるハローワークでは店番、子ども神輿(みこし)の担ぎ手など、実に多彩な仕事から職探し。真面目に働けば給料がもらえますが、場合によっては首になることも。「お金を稼ぐって大変」「自分で働いてお給料がもらえるのはうれしい」「大人になるのが楽しみ」と子どもたち。保護者からは「家族一緒に楽しめる」「遊びながら子どもがお金の使い方や仕事の意味を知ることができて面白い」と大好評。一昨年は初めて地元の商店街で開催、子どもたちは実際のお店で働き、空き店舗に出店も。「子どもの声が久しぶりに聞こえてワクワクしたよ」と商店の方からの感想でした。

 この催しの元祖はドイツのミュンヘンで2年に一度行われている「ミニ・ミュンヘン」。夏休みだけ7~15歳までの子どもたちが実際の職場で働き、稼いで遊ぶ催しで20年間も続いているそうです。日本でも「子どものまち」として行われるようになり、遊・VIVA!村も私たちならではの形に毎年、進化を続けています。

 サポート役の大人たちは学生の時の文化祭を思い出し、毎年ボランティアとして大活躍の中学生は人の役に立つ喜びを知る有意義な機会だと思います。さまざまな可能性を秘めた「遊・VIVA!村」。今年は11月25日(土曜日)に下田小体育館で9回目を開催します。

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