第3回八代杯伊豆地区最強戦A級 決勝戦(中)

2017年04月03日

第3回八代杯伊豆地区最強戦A級 決勝戦(中)
第3回八代杯伊豆地区最強戦A級 決勝戦(中)

 ■・鈴木隆雄(長泉町) □・遠藤正樹(さいたま市緑区前年優勝者) 観戦記・小池定栄(日本将棋連盟伊豆市区支部連合会会長)

 大会当日の開会式のあいさつで八代弥新六段は、堂々と朝日オープン戦初優勝の報告をされ満場の拍手喝采を浴びた。

     ◇……………………◇

 昨年NHK杯初登場で、1回戦で負けた相手慈明七段と決勝戦で対局し、148手で勝局初優勝。それも当棋戦22歳の最年少優勝記録を樹立された。

 本人はもとよりご家族もどんなにか喜んだことか想像される。本当に八代六段は天才なのか? それとも秀才なのか? 私はどちらでもないと思う。本当の才能とは「努力する才能である」と考える。

 八代六段の幼少時代、その芽を育てた伊東支部長の田中さんは「八代はまだまだ伸びる。近い将来、将棋界7大タイトル獲得も夢ではない」。私もそうあってほしい。期待は大きい。そうして皆で陰ながら応援してあげたいと思っている。

 さて特別対局場のお二人は、冷静沈着に背筋を伸ばし対局姿勢も素晴らしい。

 ■1六歩□3三角■3八銀とし■美濃囲いを完成、□は2二玉・3二金・5二金~1二香・1一玉と穴熊する。持ち時間の短い対局では、お互い終盤に入り攻め合いに転じた際、攻め方は手数(時間)を要し大変苦労する。■はどのような対策(指し手)で対応するか注目する。

 解説場では八代六段の近代将棋の一手一手の解説に、アシスタントの熱海支部長・原さんと共に名解説が続き盤上の行方を探る。■図3で5五歩とし、中盤で初めて駒がぶつかり合う。それに対し□8六歩とし、戦闘開始された。図4■2五桂と玉頭を狙う手順に対し、□2四歩と対応を求めた一手で、局面は一進一退の長い終盤へと入っていく。優勝カップ、賞金3万円、賞品缶コーヒー(6ケース)と前例のない賞品であり大勝負は熱戦が続く…。

■1六歩  □3三角

■3八銀  □2二玉

■6七銀  □3二金

■5八金左 □5二金

■4六歩  □1二香

■3六歩  □1一玉

■4七金  □2二銀

■1五歩  □4四歩

■3七桂  □4三金右

■2六歩  □4二銀

■6五歩  □3一銀右

■6六銀  □7四歩

■5六歩  □4二角

■8八飛  □7三桂

■5五歩(図3)

      □8六歩

■同歩   □6四歩

■同歩   □6二飛

■6八飛  □6四飛

■5四歩  □同金

■8五歩  □6一飛

■6四歩  □5六歩

■同金   □6四金

■9五角  □6三飛

■6五歩  □5四金

■1四歩  □同歩

■2五桂  □2四歩

      (図4)

 【図版】第3図(■5五歩まで)

 【図版】第4図(□2四歩まで)

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