日曜健康便 139=7人に1人身近な病気認知症 進行遅らす工夫を(県熱海健康福祉センター福祉課・河原崎智春)

2017年03月19日

 国の発表によると、日本の65歳以上の認知症高齢者数は、2015(平成27)年には約517万人(約7人に1人)、25(同37)年には約675万人(約5人に1人)になると推計されています。この数字からも分かるように、認知症はまれな病気ではなく、とても身近な病気です。

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 最近は、認知症とはいえないものの、認知機能が年齢相応より低下した状態の「軽度認知障害(MCI)」が注目されています。国の発表では、軽度認知障害の人も約400万人いるとされています。ただし、全ての人が認知症を発症するわけではなく、約半数は発症せずに済むといわれています。そのため、軽度認知障害の段階で発見し対処しておくことが大切です。

 軽度認知障害の場合、運動や認知力を高めるトレーニング、高血圧や糖尿病の治療、魚介や野菜を中心とした食事などで、認知機能の低下を遅らせることができるといわれています。とはいえ時間をとって運動などを始めることが、なかなか難しいということも多いと思います。

 そのようなときは、日常生活の中でエレベーターやエスカレーターの利用を控えて階段を使う、予算を決めて計算しながら買い物をする、同時に複数の料理を作る、新聞を音読するなど工夫してみるといいでしょう。

 まずは、日常生活のなかの小さな取り組みを始めてみませんか?

【県熱海健康福祉センター福祉課・河原崎智春 電0557(82)9121】

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