東海自動車創立100年(2)=「踊子号」天城路走る ボンネットブーム“火付け”

2017年02月16日

1976年に復活し、天城路を走るボンネット型バス「伊豆の踊子号」
1976年に復活し、天城路を走るボンネット型バス「伊豆の踊子号」

 ■元女性車掌 「多忙も、やりがい」

 1974(昭和49)年の伊豆半島沖地震をはじめ、76(51)年の河津地震、78(53)年の伊豆大島近海地震と伊豆は3度の地震で、大きな被害を受けた。東海自動車は76(51)年、伊豆の災害復旧キャンペーンとして、ボンネット型バス「伊豆の踊子号」を天城路で運行させた。

 現役を退き、運転士用教習車として利用していた車両を“復活”させた。黄八丈を着てわらじを履いた「踊り子」姿の女性車掌が乗車。全国のボンネットバスブームの火付け役になった。

 伊豆の踊子号復活の2年前の74年(昭和49)年には川端康成原作「伊豆の踊子」が山口百恵さんの主演初作品として映画化されている。6度目のリメーク作は俳優三浦友和さんとの“百恵友和ゴールデンコンビ”の話題性もあり、大ヒットを収めた。

 56(昭和31)年に入社、5年間車掌を務めた伊東市内の70代女性は「踊子号」の原型となるボンネットバスに乗車した。「かばんをぶら下げ、切符に穴を開ける仕事以外に、観光名所を説明するガイドもしていた。当時はまだ伊豆急が開通前で、乗降客が多くとても忙しかったが、やりがいがあった」とバスで働いた10代の青春に思いをはせた。

 【写説】1976年に復活し、天城路を走るボンネット型バス「伊豆の踊子号」

各地の最新の写真
伊東
ワクワク、どきどき段ボール遊び 伊東おやこ劇場
下田
会員自慢の150点 東伊豆・だいでん窯クが作陶展
中伊豆
三島ガイドがウオーク 沼津ボラと合同
熱海
海自の多用途支援艦「えんしゅう」公開 初めて熱海入港

最新写真特集

伊豆のひろば投稿
伊豆パワースポットめぐり
伊豆新聞とイズハピが贈る伊豆の観光情報紙 伊豆のとっておきの春時間を満載(PDF)