記者コラム=教育は地方の時代

2019年05月01日

 忘れられないドキュメンタリーがある。是枝裕和監督「もう一つの教育~伊那小学校春組の記録~」(1991年)だ。長野の谷間で牛の飼育を軸に授業を行う。餌代計算が算数で、飼育日記が国語になる。

 もう一つ韮山の高原分校を撮った太田綾花監督「花のこえ」(2005年)。草花研究で森を駆ける児童を鮮やかに映した。これら実践が教育界に与えた影響は大きい。

 平成の教育は生活科新設に始まり生きる力が求められた。地方では暮らしに密着した実践が生まれ全国の模範になった。

 今日から令和。ICTの波は教育にも来るが、実は地方こそ先進地だ。電子黒板は佐賀、教室無線LANは静岡が整備率トップ。教育は地方の時代だ。(航)

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