1面コラム 潮の響=令和の町づくりへ地元の政治・行政に関心を

2019年04月29日

 きょうは29日「昭和の日」。30年余り続いた「平成」もきょうを含め残り2日となった。平成が終わるに当たり「ある数字」で振り返っておきたい。身近な選挙の投票率だ

 ▼平成最初、1991(同3)年4月の統一地方選(市町村は当時)を見ると、首長選では戸田村が96・88%、土肥町が90・32%、伊豆長岡町が85・75%。市町議員選は熱海市77・68%、下田市85・16%、三島市69・26%、伊豆長岡町85・78%、大仁町85・22%、修善寺町90・24%、函南町75・89%、韮山町80・56%、東伊豆町8

 7・24%、土肥町90・36%、松崎町92・58%。現在では考えられない数字だが、以前は普通だった▼これに対し先日の市町議員選は、熱海市54・18%、下田市61・18%、三島市46・83%、函南町45・44%で、町長の失職がかかった松崎町でさえ75・83%にとどまった

 ▼一般的に若者より年配者の方が政治への関心は高いといわれる。だがこの“説”に反し、各市町とも高齢化率が急速に上昇しているにもかかわらず、投票率は下がり続けている

 ▼地方の再生には、住民が地元の政治・行政に関心を持つことが第一歩だ。関心をどう高めるか。明後日に幕を開ける令和時代に、われわれが答を見つけなければいけない課題だ。

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