1面コラム 潮の響=伊豆縦貫道の全線開通見据えたまちづくり

2019年04月20日

 統一地方選後半戦は、きょう1日限りの運動となり、最終盤を迎えた。候補者は人口減対策、福祉の向上、暮らしの応援、子育て支援など、さまざまな政策を訴えている。伊豆南部では、ほとんどの候補者が伊豆縦貫道の整備促進を重点政策の一つに挙げる

 ▼伊豆縦貫道は今年1月に伊豆市月ケ瀬までつながり、今後の焦点は河津下田道路と天城越えのルート整備に移る。国の本年度当初予算には河津下田道路2期工区に52億3千万円、同1期工区に7億円の予算が計上された

 ▼2期工区では、河津インターチェンジ(IC)―逆川IC間3・4キロの整備が進む。区間の半分以上を占める河津トンネルは本年度中に貫通する見通しで、数年内のIC間供用が期待される

 ▼この間の国道414号は、幅員が狭い上、カーブが連続し、不便で危険この上ない。供用が始まれば、安全快適に、通過時間は現在の約15分から2分程度に短縮され、住民が縦貫道の恩恵を肌で実感できる

 ▼道路整備は観光振興、救急搬送、災害時の救援など多様な効果があるが、経済面ではヒト・モノ・カネが求心力ある都市に吸い取られるストロー現象も危惧される。整備促進とともに、全線開通を見据えた町づくりが欠かせない。

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