1面コラム 潮の響=継続は力

2019年02月24日

 東京五輪・パラリンピックの自転車競技会場となる伊豆市の伊豆ベロドローム周辺で、アクセス道路整備事業が進む。県道伊東大仁線でも、伊豆の国市下畑と伊東市宇佐美で「ゆずりあい車線」設置のための車線拡幅工事が行われている

 ▼県が工事に着手したのは2016年度。そのころはどこにどのように造られるのか皆目見当がつかなかったけれど、いつの間にか山が削られ平らにならされ、新しい道が姿を現した。少しずつでも着実に工程を進め、成果を挙げるのが土木工事のすごいところだ

 ▼「こつこつかつこつ」。大学生の息子がどこかで見つけてきた言葉。「コツコツ」が「勝つコツ」という意味だという。うまいことを言うものだ

 ▼先日の静岡新聞に、東京電力が福島第1原発2号機の原子力格納容器内で溶け落ちた核燃料(デブリ)を外部に取り出せるとの認識を示した―という記事が載っていた。30~40年かかるとされる廃炉作業の中でも最難関のデブリ取り出しの実現に向けた一歩だという

 ▼気が遠くなるような長い時間が必要な作業だろうが、必ずやり遂げてくれると信じたい。福島第1原発事故を引き起こした東日本大震災から間もなく丸8年。もう8年ではない。まだ8年だ。

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