1面コラム 潮の響=梅は咲いたが

2019年02月01日

 「梅は咲いたか桜はまだかいな」との端唄ではないが、伊豆各地の開花の記事が連日のように本紙の紙面を飾っている。桜でいえば、ご当地桜の「まつり」が開幕した市や、間もなく始まる町がある

 ▼ところで桜ではないが、先日、樹木医と話す機会を得て知ったのだが、一概には言えないものの樹木の剪定[せんてい]は秋から春先までに行うべきだという。夏は葉を茂らせるのに栄養を取られて弱っているのだと聞いた。園芸をたしなむ人にとっては常識なのか

 ▼当然ながら樹木も人のように生きている。樹木医が剪定した枝の切り口に防菌の薬を塗った後、包帯代わりのシートをかぶせる姿を見て、確かに「お医者さん」なのだと感じた

 ▼そこで街路樹が気になった。人のように樹木も日々生長する。幹回りも太くなる。街路樹が地面周囲を人工物で固められ、窮屈そうにしている姿を見ると生長に支障を来さないか、といらぬ心配をする。「子育て支援」ならぬ「木育て支援」の必要性を考えてしまう

 ▼桜、イチョウ、ケヤキといった街路樹の並木道は伊豆各地にある。幼木から成木、老木となった街路樹も多いだろう。近い将来、「梅は咲いたが、○○は…」となることが杞憂[きゆう]に終わることを祈る。

各地の最新の写真
伊東
サッカー・マーレ杯U―9熱戦 市内外から10チーム―伊東 
下田
市民後見人、11人が修了 下田市社協が養成講座
中伊豆
明治から平成、女将の雛300体 修禅寺、庭園特別観賞も―伊豆
熱海
昭和の名曲披露 FM熱海・湯河原20周年記念

最新写真特集

伊豆のひろば投稿
伊豆パワースポットめぐり
伊豆新聞&イズハピが贈る伊豆の観光情報紙「伊豆時間」 花半島伊豆 ちょっと早めの春をさがしに・・・(PDF)