1面コラム 潮の響=過去の教訓忘れるな

2019年01月16日

 「似て非なるもの」という諺[ことわざ]がある。似ているようだが本質は異なるという意味で、中国戦国時代の思想家、孟子の言葉に由来するという

 ▼17日で発生から24年となる阪神・淡路大震災と2011年3月11日の東日本大震災も、この諺に当てはまるといっていいのではないか

 ▼多くの尊い人命を奪ったという点は似ているが、前者は内陸直下型。揺れが往復する時間(周期)が1~2秒と短いキラーパルスと呼ぶ揺れが木造家屋を破壊した。被災家屋は約64万棟に達した。犠牲者の約8割が建物の倒壊による圧死・窒息死とされる

 ▼後者は海溝型。長い時間、大きな横揺れが発生した。大津波が東北地方の沿岸部を襲い、人々や建物を飲み込んだ。東京電力福島第一原発は放射能漏れを起こす深刻な事態を引き起こした

 ▼衝撃的な体験は、以前の記憶を上書きする。地震でいえば、崩落した高速道路の上で止まっているバスより、スーパー堤防を破壊し、次々と住宅に襲いかかる津波の映像がより鮮明に残っている。とはいうものの、阪神・淡路大震災から得た教訓である住宅の耐震化、家具の固定などを決して忘れてはならない。津波が襲来する前に、まずは地震から自らの身を守ることが重要だ。

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