1面コラム 潮の響=土肥で仕事始め

2019年01月06日

 仕事始めは土肥温泉旅館協同組合が1、2日に行った新春餅投げ大会の取材だった。野毛貴登理事長はじめ役員や旅館の女将[おかみ]さんが、紅白のハート形の餅を投げ“福”を配った

 ▼土肥地区は昨年、大きな話題が相次いだ。県は3月、沿岸部を全国初の津波災害特別警戒区域(オレンジゾーン)に指定。関係者は観光面へのマイナスイメージをなくし、観光と防災に頑張っている地域であることを正しく理解してもらおうと、愛称「海のまち安全創出エリア」を決めた

 ▼4月には県内初の義務教育学校として、土肥小と土肥中を統合した土肥小中一貫校が開校した。9年間を柔軟に編成することができる新学校種で、同校は初めの4年間を初等部、次の3年間を中等部、結びの2年間を高等部と区切った

 ▼5月には土肥港と清水港を結ぶ駿河湾フェリーの運航会社が、事業撤退を発表して波紋が広がった。県や関係市町は事業を継続させる方法を模し、運営主体となる新組織を設立する方針を発表した

 ▼フェリーは年間20万人が利用すれば赤字を解消できるという試算が示されている。野毛理事長が以前話した「近隣の人たちにももっと乗ってもらい、良さを体感してほしい」という言葉が耳に残る。

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