1面コラム 潮の響=新時代へ、新たな元号に託す

2019年01月02日

 2019年の幕開け、皆さんはどんな思いで迎えたでしょうか。18年後半は「平成最後の…」が流行語になったが、改元から30年、19年4月30日をもって平成は終わりを告げ、いよいよ5月1日、新元号に改められ、新しい時代が始まる

 ▼どんな元号になるのか。本紙は元日付で「勝手に新元号」と題した特集を、1部の6、7面に掲載した。伊豆地区各地の住民18人に、新元号を自由な発想で考えてもらい、漢字2文字に込めた思いを語ってもらった。さまざまな“予想”が並び、正月らしい楽しい紙面になった

 ▼18人の作品は18通りで、重複はなかった。ただ、「明」「光」を使った人が各4人おり、明るい時代になることを願う気持ちが表れている。具体的には明が「明穏[めいおん]」「明和[めいわ]」「慶明[けいめい]」「開明[かいめい]」、光が「光春[こうしゅん]」「永光[えいこう]」「光佳[こうか]」「文光[ぶんこう]」だ

 ▼「昭和」が発表された際、「昭」の文字を記者が電話で伝えるのに「照の四つ点がない漢字」と説明したという逸話を聞いたことがある。「昭」はそれほどなじみのない漢字だった。新元号も、平成のように平易な漢字が使われるとは限らない

 ▼新元号の発表は4月1日以降。関心と興味は高まるが、どんな元号でも、明るく平和な時代を託す国民の願いは一緒だ。

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