1面コラム 潮の響=韮山高男子、都大路へ

2018年11月07日

 全国大会出場を最大の目標とする高校生アスリートは多い。地区予選、県大会を勝ち抜き、初めて達成できる難しさがあるからだろう。聖地と崇[あが]めているためか、野球は「甲子園」、ラグビーは「花園」と全国大会を会場名で呼ぶ競技もある

 ▼「都大路」で知られるのが京都市内をコースに繰り広げられる全国高校駅伝競走大会だ。その舞台に、県立韮山高(伊豆の国市)男子が歩を進めた。県高校駅伝で前回優勝の浜松日体高を終盤で逆転、実に67年ぶりの快挙を成し遂げた

 ▼「都大路」の男子は1本の襷[たすき]を7人が繋[つな]ぎ、42・195キロを走り抜ける。1人でも“ブレーキ”になれば、チームの順位に大きく影響する。状況次第では、襷が繋がるかも分からない。仲間の汗が染みこんだ襷が想像以上の重みを持つ団体競技である

 ▼韮山高は3年生が主力のチームだ。大学入試センター試験を間近に控えた忙しい時期だが、徹底した体調管理を心掛け、悔いのない走りで高校の陸上競技生活を締めくくってほしい

 ▼きょう7日は二十四節気の一つ「立冬」。暦の上では冬の到来、とされる。冬は駅伝の季節でもある。「都大路」は12月23日、西京極総合運動公園陸上競技場兼球技場を発着点に行われる。

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