1面コラム 潮の響=きょうから恋する灯台キャンペーン

2018年10月20日

 日本ロマンチスト協会と日本財団が提唱する「恋する灯台プロジェクト」で、下田市の爪木埼灯台が県内で唯一「恋する灯台」に認定されている。灯台をロマンスの聖地として再価値化し、町づくりを支援する取り組みだ

 ▼元々、灯台の多くは景勝地に立地し、ロマンチックなスポット。爪木崎も須崎半島の先端に立地し、正面に伊豆七島、振り返ると天城連山を望む伊豆有数の景勝地の一つだ

 ▼スイセンの群生地として知られ、変化に富んだ海岸遊歩道や四季の花が咲く花園、熱帯温室もある。最近はジオスポットとして注目され、県指定天然記念物の「俵磯」と呼ばれる見事な柱状節理がある

 ▼かつて年間を通じて多くの観光客でにぎわったが、近年は「水仙まつり」期間中と海水浴シーズンを除き閑散としている。爪木崎駐車場によると、オフシーズンの駐車車両は1日10~20台。雨や風の日には数台ということも珍しくないという

 ▼きょうから全国40の「恋する灯台」で「恋する灯台へ行こう!キャンペーン」が始まる。11月4日までの期間中、恋する2人が灯台を背景に記念写真を撮ると、オリジナル記念バッジがもらえる。恋人ではなくても、秋の静かな灯台の魅力を再発見してみては。

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