1面コラム 潮の響=意外な需要もある運転代行

2018年09月03日

 伊東市の中心街から1キロ以内のところに住んでいるので、暑気払いや忘年会など宴席があっても徒歩で帰宅できる。運転代行業者の存在は知っていたが、利用したことはなかった

 ▼伊豆日日新聞(伊豆の国市)勤務の頃、同市長岡で友人3人と飲む機会があった。筆者は親戚の家に泊まり参加したが、隣町に住む1人は乗用車で来ていた。「飲まないのか?」と聞いたら、「きょうは代行」との答え。終了後、当然のように代行業者を呼び帰って行った

 ▼先週の「伊豆の今」は、本社記者が南伊豆町の代行業者に密着、酒場が少ない“へき地の飲んべえ事情”を取材した。宴会が終わる午後11時ごろからフル稼働し、全ての客を送り終える午前2時ごろまでの奮闘ぶりをリポートした

 ▼業者のインタビューで興味深かったのは長距離利用。最遠は岡山県まで岐阜県の業者とのリレー輸送で、訃報を受けた宿泊客を関東各地まで送るケースも多いという。代行は飲酒後の足−と思っていたので、そんな需要があるのかと驚いた

 ▼伊豆地区には県公安委員会認定業者が27社あり、料金は業者によって異なる。伊豆長岡温泉から伊東の自宅まで約30キロを、ある業者の料金表で見ると約1万円。仲間と一緒なら安い?

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