1面コラム 潮の響=落語

2018年08月26日

 伊東、熱海両市の教職員でつくる東豆教育協議会が東豆教育会館で開いた「夏休み落語教室」は大盛況だった。落語芸術協会の落語家3人が一席ずつ演じた。参加した両市の小学生と保護者は、大笑いしながら日本の伝統話芸を満喫した

 ▼希望者に高座に上がってもらう時間もあった。子どもたちは自分で考えた駄じゃれなどを堂々と披露した。小さな女の子が発表した「タレがたれた」は、会場の爆笑を誘った

 ▼春風亭小柳さんは、噺[はなし]の前に落語の楽しみ方を教えた。「落語はたった一人でするお芝居のようなもの。演者は動き回らず、舞台装置もない。だから皆さんは、頭の中に登場人物や場面を思い浮かべながら聞いてほしい」との呼び掛けに、参加者は大きくうなずいた

 ▼説明の後、ちょっとした身ぶり手ぶりや声の調子などに気を付けて聞くと噺をより楽しむことができた。取材を忘れて、小学生と一緒に大きな笑い声を上げてしまった

 ▼笑いは心身の健康の向上に役立つという話もある。確かに一席聞き終わった後は、気持ちがすっきりとしたような気がした。今夏は猛暑が続く。疲れもピークを迎える頃ではないか。落語で大笑いし、たまった疲れを吹き飛ばすのもいいかもしれない。

各地の最新の写真
伊東
被害の記録、次代に 狩野川台風60年―伊東市役所で写真展
下田
再生100万回達成 リアルタイム、海の動画配信―下田4海水浴場
中伊豆
GGN加盟認定書受ける イタリアで国際会議、伊豆ジオ推進協
熱海
熱海芸術祭、花火で開幕 夜空に3000発、観衆魅了 

最新写真特集