1面コラム 潮の響=酷暑の雷

2018年08月17日

 積乱雲を見ると、夏を感じる。空に向かい立ち上る姿は力強い。遠くにあると白く明るく見えるが、雲の下に入ると光がさえぎられて暗くなる。大雨、雷、竜巻、ひょうなど天候の急変をもたらすため、注意が必要だ

 ▼12日午前、伊東市内にいたら東伊豆町から情報配信メールが届いた。「局地的大雨の影響で伊豆高原−伊豆急下田駅間で運転を見合わせている」という。伊東は雨が降っていなかったため、天候の違いに驚いた。しばらくすると稲妻が走り、間を置かずに大きな雷鳴がとどろいた

 ▼雷は音が遠くても、周囲に落ちる恐れがあり、命に関わることがある。身を守るには鉄筋コンクリートの建物、自動車など安全な空間で待つしかない。木造建築も基本的に安全で、電気器具、天井・壁から1メートル以上離れればより効果的という

 ▼「夕立」は、急激に降る雨を指し、雷を伴うことが多い。「涼」を連想させる風情ある夏の季語だが、最近は「ゲリラ豪雨」という言葉の方が似合うように思う

 ▼立秋はとうに過ぎ、8月も残すところ約2週間。早く普通の暑さに戻ってほしい。今夏は猛烈な暑さなど外に出掛けることが怖くなる気象が続いた。伊豆観光の夏の決算がどうなるか気になる。

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