1面コラム 潮の響=熱中症対策考えた施設整備を

2018年08月06日

 「きょうもスゴイね」「毎日たまらないね」−。ある知人に会ったときの時候のあいさつ。これだけ暑い日が続くと「暑い」という言葉を使いたくないという。気持ちはよく分かる

 ▼気象庁は先日、今夏の猛暑を「30年に一度もない異常気象」と表現した。翌日、伊豆日日新聞に「三島観測所 27日連続の真夏日」、熱海新聞に「網代平均気温 7月は史上最高27・3度」の見出しが躍った。さらに同庁は「西日本を中心に8月中旬まで猛暑日が続く」という

 ▼気になるのは熱中症だ。先週の本社主催「オール伊豆少年野球学童部大会」でも、細心の注意をはらった。開会式での恒例だったチームごとの入場行進は、数年前から全体行進のみに簡素化した。試合では二回、四回、六回終了時に「給水タイム」を設けるなど、選手・審判らの体調を第一に考え対処した

 ▼学校の部活動でも熱中症対策は重要な課題という。水も飲まずに頑張れ−は昔の話。生徒が適宜、水分補給する光景は珍しくなくなった。昨今の暑さは、根性で乗り越えられるレベルとは違う

 ▼猛暑は今年だけのことではない。ソフト面に加え、ハード面の対策はできないものか。学校再編などを機会に、考慮した施設整備を検討してほしい。

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