1面コラム 潮の響=人材確保へ高齢者雇用

2018年08月01日

 夏の繁忙期などを中心に、本紙にも多くの求人広告が掲載される。企業や事業所、商店が「働き手」を確保するためだ。人材確保は最優先の課題であり、人手不足が叫ばれている現在は、存亡にかかわると言っても過言ではない

 ▼先日、伊東市で開かれた官民一体の「雇用環境改善会議」で、経営学者の坂本光司さんが人材不足の現況を解説した。15~64歳の生産年齢人口の減少による構造的問題、転職的離職の増加、奪い合い競争の激化−などを要因に挙げ、倒産・廃業を招きかねないと警鐘を鳴らした

 ▼坂本さんは人材確保策として、十数項目の具体例を提案した。その中の「4人の新しい主役に着目した求人」が目を引いた。4人とは女性、高齢者、障害者、外国人を指す

 ▼高齢化率の高い伊豆は、特に高齢者に注目したい。労働意欲のある人は多いものの、企業の求める年齢層と異なるため、就業には至らないという声も聞く

 ▼高齢者の雇用は人手不足解消だけでなく、働く喜びを感じることで健康寿命の延伸も期待できる。仕事内容や勤務時間など配慮すべき点は必要だが、元気に働く姿こそ、高い高齢化率を逆手に取った「活気のある町」をアピールする最良の材料にもなりはしないか。

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