1面コラム 潮の響=伊豆地区でも連日の猛暑

2018年07月26日

 半世紀前の小学生の頃、学校にも家にもクーラーなどないのが当たり前だった。教室には扇風機すらないが、古い木造校舎の“通気性”のおかげで真夏の暑さを凌げたのかもしれない。しかし近年の暑さは、気力では乗り越えられない厳しさだ

 ▼23日、東京・青梅で40度を超えたのには驚いたが、三島も7月の観測史上最高36・6度を記録した。静岡地方気象台の統計によると、三島の年平均気温は上昇傾向が見られ、この80年間に、およそ2度上昇した。今夏の暑さは、決して「異常」ではなく、この傾向の表れとも言えそう

 ▼同日、沼駿伊豆地区学校施設整備推進議員連盟(会長・勝俣孝明衆院議員)が文部科学省、財務省などを訪問、公立小中学校の空調設備やトイレ洋式化改修への予算確保を要望した。静岡県は耐震補強を優先したためか、空調設置率(17年4月現在)が全国平均49・6%を大きく下回る7・9%という

 ▼期せずして同日、民放の番組に出演した官房長官が、政府として公立小中学校へのクーラー設置補助を検討する考えを示した。今の猛暑は見過ごせないということなのだろう

 ▼本社主催の第42回オール伊豆少年野球学童部大会が28日に開幕する。今度は猛暑より台風が気になる。

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