記者コラム=大室山内部を透視

2018年06月27日

 伊東市にある大室山(標高580メートル)の内部を透視する試験観測・調査が進んでいる。観測には、宇宙から降り注ぐ宇宙線から生じ「ミューオン(ミュー粒子)」を利用。エックス線写真のように内部を透視する方法が用いられている。

 観測を主導する東京大地震研究所の宮本成悟助教によると、透視能力(貫通力)はエックス線の約1千倍もある。小規模な火山やピラミッドといった構造物の調査に向いているそうだ。

 簡易観測の成果が出れば、大規模観測へと移行。うまくいけば数年後には、大室山の内部が、鮮明な立体画像で明らかになる。透視が成功し、世界ジオパークの中でも注目を浴びるジオサイトになってほしい。(佐)

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