1面コラム 潮の響=高齢者が元気になる町に

2018年06月05日

 熱海市の山崎直美さんは膝の手術後、筋力アップのために水中歩行から始めたという。還暦前から水泳大会に出るようになり、日本マスターズ水泳短水路大会が地元施設「マリンスパあたみ」で始まると「チーム・マリンスパ」の一員に加わった

 ▼84歳になる今年、背泳ぎで金・銀合わせて三つのメダルを獲得した。「大会に出ると健康でこの一年を過ごせたと思うし、また次の年が目標になる」と屈託がない

 ▼8回目の熱海大会の最高齢選手は95歳、平均年齢90歳超の横浜のチームはリレーで世界新記録を出した。人生の大先輩たちが自分の目標や記録に挑む姿を目の当たりにし、年齢に対する固定観念が覆される思いだった。年を重ねても挑戦を続ける人生の豊かさも感じた

 ▼高齢化率が46%を超え、県内市部でトップの熱海市だが、高齢者が元気に暮らすだけでなく、スポーツ大会参加など全国から高齢者が目的を持って集える町になるといい

 ▼熱海の温泉と海の幸・山の幸を堪能し、一層元気になってもらえるのではないか。競技後に温泉や地元飲食店によるもてなしやイベントを楽しみ、「また来年、熱海で」と声を掛け合うマスターズスイマーたちの笑顔を眺めながら、そんなことを考えた。

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